値幅制限の問題

株式の取引における値幅制限とはって事が今回のコラムのテーマになってきますが、ストップ安とはそれ以上の値下がりを阻止する事ですしストップ高とは逆に値上げ幅の制限値を決めているのですが、アメリカのニューヨーク証券取引所ですとかNASDAQでは値幅制限なんてものは存在しないのでありまして、本場の?証券取引所で値幅制限がないって事は何処かに問題が有るのではないでしょうか?

基本的に値幅制限の存在意義は一日の値上がりと値下がりの幅を制限する事によって、投資家が大損したり大儲けすることを阻止しているって事らしいのですが、そもそもこの考え方が株式投資は博打のようなもので、企業の将来性を見てその企業に投資して、投資して貰った企業は本業で頑張って儲けて配当の形で投資家に還元するって考えから逸脱していまして、単に株券を買ったり売ったりしてマネーゲームに興じるって事を肯定しているようなものだと思いますね?

もう少し噛み砕いて書きますと、株価は思惑で動く部分が大きいと言われますが、本来は企業の業績や取り巻く環境や配当の状況によって値段が適性に付くもので有りまして、その本業の状況から導き出される企業価値を反映した株価に対して、制限を設ける事自体がナンセンスのように感じます。

何と言いますか株価が10,000円だった企業が決算発表とか、大量のリコールはクレームが発生した事が原因で企業価値が下がりまして、それに見合った株価が500円だったらさっさと500円になれば良いのでありまして、それを値幅制限でストップ安8,000円とかの値段以上に下がらないってのはおかしい気がするのは私だけでしょうか?

もしかしたら、(完全に私の下らない推測かも知れないのですが、値幅制限によってストップ高とかストップ安が続きますと当然の事ながら値段が安定するまで期間がかかりますが、それによって取引の回数が増えるような気がしますので、取引回数が増えますと、証券会社が儲りやすくなるって事は無いですよね?

ここで、もの凄く飛躍した意見を書いちゃいますけど例えばインサイダー取引を行いますと不自然な値動きになると思いますが、特に倒産を予知するような状況でインサイダー情報によって大量に株が売却された時など、値幅制限なんて無くてもちゃんと後で発覚すると思うのですが、逆に値幅制限が有ると適当な値段に落ち着くまで日数がかかってしまいますので、インサイダー取引が発覚しにくくはならないのでしょうかね?

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