担保と資産価値の減少

手持ちの資産ってのは勿論増える事にこした事はありませんし、株券にしても土地にしても金の延べ棒にしても、価値が下がってくるよりも少しでも上がってくれたほうが嬉しいですよね?

さて今回のコラムは担保と資産価値の減少って事について書こうと思いますけど、たぶん借金の形にいちばん担保として取られているのは土地とか不動産が一番多いの間違いないと思います。

まぁ土地とかの不動産の場合は簡単に現金化できませんし、ポケットに入れて持ち運びも出来ませんし、登記簿に担保設定が出来るとまぁ借金の形には誠に都合の良い存在なのでありますが、逆に担保として差し出す側にとっては、色々と面倒な担保なのではないでしょうか?

まず金の延べ棒とか株券を持っていても固定資産税はかかってきませんけど、土地や建物に関しては放置状態であってもしっかり固定資産税がかかってきますから、まぁ持っているだけでも維持費用がかかるので他の資産とは違いますし、土地に関しては上がったり下がったりの変動でしょうけど、建物の場合は毎年確実に痛んできて資産価値はどんどん減少してきますからね?

そうなりますと庶民が一生のうちに一回か二回しか経験しない夢のマイホームを長期のローンで購入するリスクの部分が結構気にしなければいけないのでは無いかなって思いますね。

確かアメリカでは住宅ローンの主流はノンリコースローンってのが一般的で、途中で住宅ローンが払えなくなっても担保として設定していた不動産を銀行に差し出せば、後に負債が残る事が無い契約の場合が多いそうなのですが、日本の場合は担保割れしていた場合のリスクは全部、金を借りていた個人が背負い込む事になりますからね?

なんだか日本の景気は減速気味で、住宅ローンの破綻によります自己破産なんかも増加の傾向らしいのですけど、そんなものは本来は担保設定する際の査定を厳格に行いまして、少々資産価値が下がったとしても、担保を差し出せば借金が残らないような、貸し出しを行っていれば良かった話で、なんというか住宅ローン破産は貸し出し側にも問題があったように思います。

追伸
新築マンション購入者に話などで、新築で購入してから10年も経過していないのに資産価値が半分以下に下がってしまったなんて事が珍しく無いようですけど、一体全体何処に問題があって責任は誰にあるか分からないまま、リスクのほうは全て住宅ローンを組んだ個人の両肩にのしかかってくるのですよね。

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