目減りしない資産

ギリシャショックでは日本円換算で約600兆円の資産が何処かへ消えたとの事ですが、資産は増やそうとしてもそう簡単には増えませんし目減りする時には、一夜にして紙くずになるなんて歴史が繰り返してきたワケでして今回のコラムではそんな事について書いてみようと思いますが、増やそうとすると目減りするリスクはついてまわりますし絶対確実な対策なんて無いのですよね。

さて資産の目減りと言いましても大雑把に分けて二種類あると思うのですが、それは実際に損害を被った場合と単に気持ちだけの問題ですね。

例えば株を2万株を100万円で購入致しまして1年後に値上がり致しまして150万円に上昇したのに、ある日株暴落して100万円に下がってしまったとしましたら気持ちとしては150万円の資産が50万円下がったたのですから大損した気持ちになりますけど、実際には購入した時の値段に戻っただけでデフレ時代の現代では逆に増えているくらいなのですけど、定期預金で運用していれば確実に儲かったなんて考えてしまうのでしょうかね?

もちろんですが100万円投資して1年後に戻ってきたときに90万円になっていたなんてのは正真正銘の目減りって事になりますが、ハイリスクハイリターンを狙わない限りはデフレ時代ではインフレ時代と違って単に現金の形で手元に置いておいても、資産の目減りはしない計算になるのですが、どうも今の30才以上の方にとってはインフレ時代の資産運用の記憶が残っていますから、定期預金で1〜2%の金利では無いに等しいなんて事を思ってしまうのでは無いでしょうか?

まぁ年金支給開始年齢はどんどん先に延ばされますし、支給金額もまともに暮らせるだけ貰えるかどうかも不明ですし、老後資金に必要な金額は人によっては四千万なんて話も有りますし、デフレで資産価値の減少は少ないと言いつつ、今の日本の現状では稼げる内に貯金しただけでは老後資金が不安な人が大量発生してしまうから、資産運用に興味をもつ人が少なくないのも現状だと思います。

最後にもう一つ

えっと過去の日本におきましては最大の目減りしない資産てのは子供に投資することで、やがて子供が成人して同居してくれて自分は年金の中から子供に小遣いをあげるなんてのが、普通だったような気が致します。

でこの目減りしないどころか何倍にもなって返ってくる資産運用がいつの間にか通用しなくなってしまったのが、老後難民なんてものを生み出した最大の要因なのであると考えますが、解決策も出てこない難しい問題なのですよね。

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