自己破産者向け融資制度

何でも全国労働金庫協会が自己破産者を対象にした融資制度を検討中なのだそうでして、担保不要・連帯保証人不要で最高500万円までの10年返済までなんだそうですけど、何だか随分と面白い分野にチャレンジするような冷静に考えると面白いような不思議な融資ですよね。

まぁごく普通に考えますと自己破産した人なんてのは借金が膨れ上がって多重債務者になってしまってとうとう最後には自己破産しちゃいましたって感じに思いますから、そんな人にあたらに金を貸すなんてのは回収出来るのかとっても危険なのでありまして、当然の事ながらどこの金融機関でも自己破産したブラックリストな人には一切お金は貸しませんよね。

ただちょいと考えてみますとちゃんとした一定の収入が有る人が自己破産した直後ってのは他に借入が無い無借金状態でしかも一定の収入が有るのでしたら、もしかしたら自己破産したりブラックリスト入りしていないけれど随分と多数の金融機関やサラ金から借金をしている人よりもよほど返済は安心なのかもしれないですね。

もちろん自己破産者にむけての融資制度は厳しい審査があるのは当然でして、報道されている内容としては過去に労働金庫から借り入れをして踏み倒していないことや、最低年収が150万円以上で勤続一年以上だとか、年収に占める返済の割合が三割を上限にするとかまぁ審査基準としては妥当な線が並んでいますよね。

ですから好意的な目で今回の全国労働金庫協会が検討中の自己破産者向けの融資制度をみると、誰もどこも金を貸してくれない自己破産者にお金を貸して上げるなんて優しい考えの持ち主だなんだって考えることも出来ますし、逆に考えますと労働金庫以外でさんざん金を借りた挙句に自己破産して借金を帳消しにした無借金状態の人をターゲットにして金を貸して商売するって風にも捉えることが出来ますね。

個人的には失敗しても再びチャレンジ出来る社会のほうが好きですし、個人でも経営者でも一回失敗したっだけで人生二度と表舞台に立つことが出来ないような社会よりも何度失敗してもやる気があれば再びチャレンジ出来る社会が望ましいと思いますが、安易になんでも借金させるとかお金が全ての問題を解決するような社会はいただけないですね。

今回の労働金庫の自己破産者向けの融資が成功したら他の銀行や金融機関がこぞって同じ分野に乗り出してくるのでしょうけど、今回の労働金庫のチャレンジ精神は称えるべきだと思いますね。

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