ルドルフとイッパイアッテナ感想文

※粗筋(あらすじ)を知りたくない人は絶対読まないで下さい。

今回は読書感想文を書こうと思いますが、題材は、ルドルフとイッパイアッテナの話ですが毒蝮三太夫師匠のナレーションでテレビでも放送していましたので、ご存じの方も多いと思いますが、岐阜からやってきた黒猫のルドルフと字が書けるボス猫のイッパイアッテナの物語ですが作者はなんとこの黒猫のルドルフだそうで斉藤洋さんは、ルドルフが持ってきた原稿を清書して出版したそうですね。
全部で三部構成になっていましてルドルフとイッパイアッテナ、ルドルフともだちひとりだち、ルドルフといくねこくるねこの三部作ですが三部目はイッパイアッテナは隣町の市川に行ってしまって、出番が少ないです。

さてその読書感想文ですが本を読んで感想文を書く行為は小学校を卒業してからやった記憶が有りませんので本当に久しぶりの体験です。

物語はイッパイアッテナに文字の読み書きを教えて貰ったルドルフを中心に進んでいきますが、時折物語に登場する人間の優しさと、薄情さの両方を横軸にしてルドルフの心の成長を軸に進んで行きます。

捨て猫→飼い猫→野良猫になったイッパイアッテナは準主役の活躍ですが、まず捨て猫としてこの世に登場してきまして、文字を教えた飼い主に拾われて育てられる事になるのですが、元の飼い主が事業のために渡米する為に捨て猫になってしまって野良猫として生活するわけですが、そこでは町に住民の愛情によって餌を貰って生活します。

ルドルフの方は魚屋に追われて飛び乗ったトラックにのって東京の江戸川区まで来てしまいますが、色々有った後にまた飼い主がいる岐阜に戻るのですがそこには新しい黒猫が飼われていて、ルドルフは再び岐阜に帰ってきてしまいます。

まあなんと言いますか、人間とペットの間の良い関係を示しているような内容になっていまして、ペットの方も飼い主w100%信用していても、捨てられる事もありますし、突発的な状況に陥って飼い主の元から去らざるを得ない状況になってしまう事だって有るわけで、お互いに一定の距離を置いてつきあえば、ペットロスとも無縁ですし良い関係が構築できるって事になるのでしょうか?

他にも血統書によって捨て犬になってしまってひたすら血統書付きの犬や猫に仕返しをする犬が登場しますが、これは血統書によって高値が付いて売買されてしまうような、現在のペット産業への皮肉でしょうか?
※個人的には住民票もない犬や猫の世界ですから、血統書なんて公的な証明書でも何でもなく、誰でも発行できる代物ですから、信用しても無駄だと思います。

最後に、ルドルフとイッパイアッテナは大人が読んでも面白いとお思いますよ。