値下げの本音と建前と大義名分
商売をやっていますと諸事情により値下げを断行しなくちゃいけない状況に陥ったりするのですけど、値下げすると言うのは自ら商材の価値を低くする行為ですし、今まで購入してくれた既存客の心象の問題もありますし単に販売価格を下げると言っても色々と ...
低価格路線の行き着く先(安けりゃ売れるの考え)
まず営業マンは安いの意味を肝に銘じなくちゃいけないのでありまして、そりゃ高品質で低価格であればほんとうの意味で消費者に安いと受け止めて貰えますけど、コスト削減にしっかり正比例して品質まで低下させておいて、ほら安いでしょうでは何の意味も ...
特売貧乏と商売の極意
一言に商売の極意と言っても色いろあるわけですけど、買う必要のないものまで買ってもらうだとか、捨ててしまう分までお客に買ってもらうってのが有りまして、消費者にとってはこれに載せられると損をするわけでありますね。
すっごくわか ...
値上げと営業トーク
某ラジオ番組で消費増税後の影響を確認するような内容をやっていましたけど、かなりびっくりした内容が有りました。
某消費者向けの食材を販売する中小企業の社長のインタビューだったんですけど、消費税増税が合っても値上げしないで従業 ...
便乗値上げってのは商売人として正しい行動では?
一応今回の消費増税では値上げカルテルが事前の届け出によって認められていますから、便乗値上げだとか言って企業が糾弾される事は少ないのじゃないかと思いますけど、なんか違和感を感じてしまいます。
商売人の心得も営業マンの行動基本 ...
価格差とブランド力と販売戦略
企業ですとか営業マンが商品を販売する際には出来るだけ高い値段で販売する事が取るべき道なんですけど、一般市場に出回っている多くの商品や製品には定価ですとかメーカー希望小売価格ってのが決まっている場合が多いですよね。
その定価 ...
値引き販売競争に打ち勝つ方法は有るのか?
何度も書いていますけど商売の鉄則は安く買って高く売る事によってより多くの利益を確保することで、基本的に大部分の経営者・商売人はそりゃそうしたいと思っているのですけど現実とのギャップは大きいのですよね。
市場を完全に一社で独 ...
価格戦略、低価格路線も高級路線も何故失敗するほうが多いのか?
確固たる統計資料が有るわけじゃないんですけど、収益の改善ですとか売上の落ち込みをカバーするとか言った目的で提供する物やサービスの価格を変更する価格戦略には安売りの方向へシフトする場合と逆の客単価のアップを狙って高級路線に移行する場合と ...
消費増税と値上げ交渉そして価格転嫁カルテル
いよいよ年が明けて4月になりますと消費増税が実施されるわけですが、なにせマスコミは正当な値上げですらも時として便乗値上げだとか庶民の生活がだとか、あらぬ口実をこじつけて企業を攻撃したり致しますが、増税分をきちんと価格転嫁出来ませんと増 ...
低価格路線は倒産(破滅)への道?
継続性はともかくとして低価格路線に営業戦略を変更して売上増とか客数の増加に成功した企業は結構ありますけど、やってはいけないのは、背に腹は代えられないから値下げしましょう、ライバル他社が値下げしたのでしかたがないので当社も追随しないとと ...
薄利多売は馬鹿の商売?
とある銀行員の方と雑談をしている時に倒産してしまった量販店の話になったのですけど、彼曰く薄利多売で急成長した企業は存在するけれど問題は長続きしないでどの企業も10年持たないのだそうです。
ここで少々補足説明をしておきますけ ...
売上目標の設定と外的要因
いよいよ待ちに待った消費増税の実施が目前に迫って来ましたが、個人向けの消費財を販売している企業ですとか、増税前の駆け込み需要が発生している企業の営業部門などでは4月からの売上目標の設定はどうしているのでしょうかね?
今回の ...
便乗値上げで騒ぐほうがおかしい件
聞いた話によると消費者庁に今回の消費増税のタイミングでの便乗値上げに関する苦情が一日に100件を超えたそうなのですけど、公共料金ならともかく民間の営利企業が行う値上げに関しては騒ぐのもどうかなと思いますね。
前にも書きまし ...
販売促進とオマケの効能
基本的にはお客様よりお金を頂く商品が主役で、付いてくるオマケってのは脇役的な存在なんですけど、脇役がいないと主役も存在できないように例えばグリコのキャラメルなんてのはオマケの玩具が、キャラメルよりも販売促進に力を発揮した良い例ですよね ...
適正価格について考える
経営コンサルタントの先生がよく言う言葉かどうかわかりませんが、売上げが伸びない時期には利益率をしっかり確保しないと会社は倒産してしまうのだそうで、確かに売れないからと行って採算を度外視した安売り競争に自ら突入してしまって、大赤字を出し ...
薄利多売の難しさと弊害
デフレがそろそろ底を打ってこれ以上の物価下落では商売にならないところまで行き着いている業界も有るようですが、単に物が動くだけなら薄利多売が一番手っ取り早いのですが、経営とか会社運営の視点で考えますと薄利多売はホントに難しいですよね?
低価格志向への対応
確か企業の目的は商品やサービスを販売して利潤を確保し従業員や株主や税金で還元することが目的だったと思いますが、どうも最近の低価格志向の高まりで低価格路線へシフトする企業が増えてきたように思いますが、本来の目的を達成しようとするとやって ...
値上げ戦略と値下げ戦略
アベノミクスの指導によって・・かどうかは不明ですが価格戦略の修正を図る企業が話題に出てきていますね。
私に言わせるともっとも単純かつ影響効果が出やすい販売促進策は値下げ戦法なのですが、逆に本日のニュースでは日本マクドナルド ...
代理店からの値引き要求対応
同じ物を買うなら安い方が良いし、値引き交渉をするだけで何万円か安くなるのでしたら駄目で元々って感覚で、値引き要求を出すのは自由ですし値引きを要求された側にも、応じる権利も拒否する権利もあるわけですから、それは自由な商取引の話になります ...
粗利率・利益率が高い商売
フランチャイズオーナー募集広告で粗利率や利益率が高い事をうたい文句にしている業種がありますが今回のコラムでは利益率・粗利率が高いって事について書いてみようと思います。
先ず粗利益と利益の違いですが、粗利益とは販売金額から販 ...
単価が安くて儲からない対策
特に下請け仕事をやっていますと価格交渉権がどうも元請け企業の方に握られてしまって、相手は自分たちの利益を確保するためにギリギリまで値引き交渉してくる場合も有りますし、消費者へ直接販売やサービスを提供する場合でも、安くしないと売れない注 ...
販売価格の見直し
自分がお客の立場だったら少しでも安くとか、自分にとって有利だとか我が儘や融通が利くような買い方や購入に流れると思いますが、逆に販売する側の立場で考えますと、出来るだけ手間が掛からないようにして、しかも出来るだけ高く売りたいので有りまし ...
商品の付加価値を上げる
出来の悪い営業コンサルタントや経済評論家ほど具体的な方法や指標を示すことなく、適当な事を言ってお茶を濁すので有りますが、売り上げを増大させようとしたり、粗利益(利益率)を上昇させようとする時に、必ずと言って良いほど出てくるのが原価率の ...
安売り競争の終着点
時代や消費者の動向を敏感に察知して対応して行くことは商売の基本ですが、どうも世の中が不景気で消費者が節約志向に走っている状況になりますと、どうしても安売り競争になってしまいがちですし、大概の商売は競争相手の存在が有りますから相手が価格 ...
キックバックの要求
これは断ったので書けるのでありますが今回のコラムでは納入先の業者からのキックバックの要求について書いてみようと思います。
さて一般的にキックバックといえば請求価格を上乗せして余分に貰った金額を後で現金でお渡しするって形にな ...
付加価値向上の提案
ライバル他社と全く同じ商品を販売している状態ですと、どうしても価格競争になっていまいますし、限られた顧客の中で最大限の売上げや利益を確保し ていくためには、付加価値を付けてその分高く売って粗利益の上昇に努めるって方向に考えが向かう場合 ...
値引き権限と理由書
これはとある会社に私がまだ勤めていて営業所長をしていた頃の話ですが、確か営業マンは定価の10%までの値引き権限が許されていたのですが、特定の営業マンにおいては商談のたびごとにそれ以上の値引きでの見積提出の許可を求める理由書が提出されて ...
高く売る
今回は値引きと販売価格の話をしようと思いますが、ワンプライス商売で値引きが無い販売も沢山有りますけど高額商品になるほど営業マンには一定幅の値引き権限を持たせまして、商談の駆け引きの場に置いて自由裁量で値引きを認めている会社も少なくない ...
不況と、あいみつ
さて、あいみつとは?合い見積もりの略と言われて居まして購入者が複数の見積もりを業者から取り寄せて比較検討する行為って事になりますが、まあ見 積書を作成提出する業者にとっても、多少手間がかかっても見積書を提出する件数と売上高は比例するよ ...
実質値上げについて考える
値上げとは勿論、販売する価格を引き上げるって事なのですが、販売する価格は据え置いたまま、内容量を減らすとか、機能を削減するなどして、原価を 下げて販売価格は同じでも、単位あたりは実質値上げって形をとる場合も増えていますよね?