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規制緩和とワーキングプア

少し前に聞いた話なので不正確かもしれませんが、弁護士の世界でもワーキングプアが広がっているとの事。

まぁそれが原因の全てだとは言いませんけど、テレビでもラジオでも弁護士法人が流すサラ金からの過払い金請求のコマーシャルがやたらと流れるのでありましてこれじゃ法と正義の番人じゃなくて・・う~ん適切な表現が思い浮かびませんけど、サラ金じゃなかった消費者金融の過払い金請求ばかりをやっているいわば、過払い金請求専門業者のようになってしまっている弁護士だって、何もそんな事をやりたくて弁護士になったんじゃないと思いませんか?

確か年収200万円以下の弁護士が全体の3割とかいった現実でしたが、原因ははっきりしていまして規制緩和によって司法試験の合格者数を増やした結果として、弁護士の数が急増した結果ワーキングプア弁護士が増えたのです。

西のかの地の橋本市長とか、みんなの渡辺代表だとかどっかの竹中さんだとか、規制緩和が必要だなんて訳のわからない流言飛語を拡散していますけど、冒頭のワーキングプア弁護士もそうですし、その前の小泉構造改革ではタクシーの規制緩和で一気にタクシーの数が増えて、低収入のタクシー運転手さんを量産したことも記憶に新しいですよね。

私が思うにこのあたりの規制緩和主義者といいますか市場原理主義の考え方ってのは、狩猟民族的な考え方で強いものが総取りするような考え方で農耕民族的な考え方じゃないと思いますし、少なくとも政治家がこのような考え方を推し進めるのはいかがなものかと考えています。

例えばね琵琶湖での漁業で考えてみますと、もし仮に漁獲制限の規制を撤廃いたしまして参入業者は届出制で漁獲量は無制限で取りたい人が無制限で乱獲できるようにしたら、当然ながら一時的に漁獲高は増えて価格が下がって、メリットのように一時的に思えるかも知れませんけど、その先は資源は枯渇するし倒産は出てきて零細業者から市場から姿を消していって失業者が増えるし、数年後には荒廃した市場しか残らなくなってしまいますね。

もっと身近な話としては労働市場の規制緩和でありまして、この労働市場の規制緩和によって派遣労働者の大量導入が始まった結果として、正社員の比率が一気に下がりましてワーキングプアの急増じゃないですか!

でもって安い労働力で短史眼的な経営者は経常利益が確保できたかも知れませんけど、結局は低賃金労働者の量産によって車は売れなくなるし家電市場も縮小するし、低価格の食品が幅を利かせる事になりまして、結局は国内経済全体が一気に縮小したじゃないですか!

ですからもう市場緩和なんて言葉は聞きたくないのです。

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