倒産に至る内的要因の想像と現実の違い

これは周知の事実ですけど企業が倒産する原因はほぼ全てが資金繰りが出来なくなったからで赤字だろうと借金が膨大だろうと、売上不審だろうと資金が回っている間は倒産いたしません。

もちろん資金繰りが行き詰まるのに売上が極端に落ち込んだり無理な投資で借入金が膨らんで利益が出ないなんて事になりますけど、原因はともかく倒産に至る要因について今回は考えてみたいと思います。

大手で調査会社なんかでは倒産速報なんてのを速報していて原因を解説していますけど、実際の要因について指摘している例は皆無だと思うのです。

私が思うに倒産に至る三大要因とは外的な要因と内的な要因と経営者の能力不足からくる場合と3つだと思うのです。

でね外的な要因と言われる市場環境や消費者ニーズの変化については又別の機会に書くと致しまして、内的な要因から順次書いていこうと思います。

内的な要因ってのはズバリ働いている社員のモラルの低さからくる非効率な労働が結果として売上低下ですとか利益の出ない体質ってのが作られます。

私は営業活動をやっていて色々な企業に出入りして内部の社員の方とお話する機会も多いのですけど、覇気の無さというかイヤイヤ給料のために仕事をしているふりをしているような社員がいる会社ってのは結構な確率で数年後には倒産して消滅してしまっていますし、逆に社員の言葉の端々から自分の会社に対する誇りと自信とそれからハツラツと働いていることを感じられるような企業は、何年たっても元気に営業しているんですね。

で、ここからが私の本音のような話なんですけど倒産に至る要因としての最たるものは経営者の意識の低さとか能力不足に起因する事が圧倒的に多いんですけどね、その手の社長に限って自分の能力不足は一切眼中になくて、何故か営業不振の原因も社員に覇気がないのも、家庭不和の原因までもが自分じゃなくて全て部下である社員のせいだと固く信じている場合がとても多いのです。

「どうもうちの社員はみんなやる気が無いし向上心を感じられなくて本当に困っているんだよね」なんて愚痴ばかり言っている社長がいましたけど、あのねぇ何時も暗い目をして陰気な雰囲気を辺り一面に撒き散らして、社員を信用していなくいて疑心暗鬼の目で四六時中社員の行動を監視しようとしていたり、感情的に社員に対して当たり散らしている社長の下で社員がまじめに働くわきゃ無いじゃないですか・・と何度言いたかったことか・・。

てなわけで倒産に至る内的な要因ですけど社長が考える想像の世界と実際の現実では正反対な場合が多いようですし、それに気が付かないような社長でしたらその会社はもう長くないですから近い将来倒産する確率が高いのでは無いでしょうかね?