売上と呼び水効果

何と言いますかやっぱり人は感情の動物だと言われるように気持ちの状態次第で行動が変わってきまして、当然の事ながら行動の中身が変わってくると結果も自ずと変わってくるのでありますが、営業販売の世界では定期的に新製品の市場への投入ですとか、場合によってはスランプに落ち込むなんて場合も出てきますが、そんな時に呼び水ってのは結構大切だと思うのですよ。

呼び水とは確か水が出ない井戸に外から持ってきた水を投入致しまして、それによって井戸に存在している水を汲めるようにする行為又は外部から持ってくる水のことをそう呼ぶわけですけど、営業現場においても必要な場合があるんですよ。

例えば新製品を市場に投入した時によくお試し価格などといって非常に低価格で販売を開始するですとかいった感じで、先ずは誰も使っていないまさに新製品なんだから、とにかく利益だとかそーゆー事は後回しにして市場に流通を開始させることが必要ってことで、まぁこれも呼び水の一種ですけど、これってとても大切な事なんですよね。

特にね代理店を通じての販売の場合なんかですと、やっぱり新発売した製品の出足が好調なら今度の新製品は良い感じじゃないかなんて感じで、継続して営業マンが顧客にPRしてくれますけど、出足が良くないと営業マンとしても変な製品を販売して、あとで文句を言われたりクレームになったりしたくないですから、様子見から積極的に販売しない製品に分類されてしまうわけです。

勿論、代理店を経由しないような営業マンが直接顧客に販売するような販売形態の場合でも、やっぱり呼び水のように出足好調な販売実績がありますと、勢いが最初からつきまして良い実績を残せる場合が多いわけです。

さて新製品の市場への投入に関しては、そんな事は百も承知でメーカーも営業マンも初戦からパワーを一気に集中させて販売に取り組む場合が多いわけですけど、呼び水の効果ってのは新製品の市場投入だけに限ったことじゃなくて、スランプに陥った営業マンにも必要だったり致します。
簡単に書きますといくら営業をかけても見込み客は獲得できないし、やっと見積書の提出まで辿り着いてもお客からの最終的な答えは、いつも答えは同じ、あーとーで山口さんちのツトム君状態でさっぱり成約が上がらないなんて状態が続きますと、営業マンとしても自信をそんどん喪失していってしまいまして、どうせ今度も決まらないだろうとか、自信の無さが表情にも出てきてしまうわけですよ。

そんなときには小さな商談だろうと利益がゼロだろうととにかくここは呼び水が必要だってことで、まずは売買契約を成立させないとスランプからは脱出できないんですよね。