老犬ホーム

少し前に立ち消えになった話ですけど、老犬ホームってご存じですか?私は最初電話で聞いて用件ホーム?って聞き返したくらいで初めて聞く商売だったんですけど、そんな需要も有るんだって事で書き残しておこうと思います。

老犬ホームとは簡単に書くと老人ホームの飼い犬版みたいなもので、介護が必要になったり飼い主自身が高齢になって世話をするのが難しくなった基本的に高齢の犬を預かって世話をする施設です。

ただ需要がどのくらいあるのかどうかを別にしまして、広い敷地が必要でなおかつ匂いの問題ですとか鳴き声などの騒音が有りますから周囲に民家があるような場所では営業できないわけですよ。

更に獣医さんを確保してそれなりのエサを与えて毎日散歩に連れて行って、一見するとそれなりの金額(半年で15万円とか犬の大きさによって違う)ですけど、運営スタッフの人件費も含めて考えると、なかなか採算ベースに乗せるのは難しい商売のようですね。

月に3万円貰ったとしても10頭で30万円ですから施設を維持して餌代を支払ってとても人件費なんて捻出出来ませんから、少なくとも50頭とか100頭単位のオーダーがなければとても商売として成り立たないと思うのですけど、果たしてそんなに需要があるもんなんでしょうかね?

さて老犬ホームなる商売の事は別に致しまして、飼い犬の老化について考えてみたいと思います。

まず基本的には犬にかぎらずペットを買う以上は最後まで面倒を見るのが大人のマナーでは有りますけど、じゃあ定年退職した老夫婦ですとか独居老人の方なんかがね、犬を飼うなんてのはごく自然な事で毎朝の散歩が日課なんて健康的な人も多いのではないかと思います。

この場合ですね飼い主さんのほうが先に老人ホームへ入らざるを得なくなってしまっただとか、逆に老犬になって介護まで肉体的に無理だとかいった状況が発生するリスクは避けられないわけですけど、では老人はペットを飼ってはいけませんなんて法律を作るわけにはいきませんからね。

まぁ昔はね結構どこも大家族が多くて新婚さん以外は平均して4人以上の世帯だった時代でしたら、なんだかんだとみんな近所の手前もあって飼い犬などペットは最後まで面倒を見たわけですけど、独居世帯が日本全体の半数を超える現状で、なおかつボケ防止にアニマルセラピーでしたっけ?動物を飼うのが効果的みたいな話も有るんですけど、終末部分の話題ってのがね全然表に出ていないのは、もしかしたら問題なのかもしれないですね。