新・営業マンの三種の神器
確か十年以上前に同じようなコラムを書いたような気がいたしますが、時代も随分と変わったことなので再び営業マンの三種の神器について考えてみたいと思います。
もともと三種の神器とは古代の日本において三種類揃えると無敵の力を発揮する、重要アイテムで鏡、勾玉(まがたま)・剣(つるぎ)をさしたわけですけど、たぶんロールプレイングゲームなんかでも似たような設定は随分有るでしょうね。
さてその昔、営業マンの三種の神器と言えば、名刺、手帳(含む住所録)、営業カバンで有りまして、とにかく営業の世界に飛び込んで仕事をするためには最低限これは無くては仕事にならない必須のツールだったわけですけど、ずーと時代が移り変わってきまして今やこれを三種の神器と呼ぶ人は居ないでしょうね。
余談ですが一時期、シャープのザウルスが出てきまして営業マンの間で電子手帳が少しブームになった事がありまして、もしかしたらこの電子手帳が必須になってきて三種の神器に昇格するかと思われた時期もありますけど、いまやすっかり見る影もなくザウルスは生産中止になっちゃいましたしね。
では現代の営業マンの三種の神器について考えてみたいと思いますが、手帳・携帯電話・パソコンになるのではないでしょうか?
手帳については外回りの営業が始まった頃からのエントリーですが、客先での商談中に重要点をメモするとか本日のスケジュールだとかとにかくこれが無くちゃ仕事が始まらないって人が今も圧倒的大多数なのでありまして、最近ではスマートフォンに置き換えている営業マンも増えては着ていますけど、通信費はかかるしさっと取り出してスケジュールを確認したりメモをとったりする時に紙の手帳のスピードにはかなわないわけで、やっぱりスマートフォンは紙の手帳には勝てないと思います。
それとねコレは普通に外回りの営業を経験しないとわからないんですけど、特に夏場なんか日差しが強い炎天下でスマートフォンの画面を見ようと思っても眩しさで画面が良く見えないなんて事になってイライラしちゃったりするんですよね。
次の携帯電話に関しては異論はないでしょう、過去に色々出てきた営業ツールの中で最も営業効率のアップに役立ったツールだと思います。
最後はパソコンかな?まぁパソコンなんて使わなくても十分に営業活動が可能な場合もありまして、こちらに関しては仮のエントリーで様子見って事にしておきましょうか。