資金ショート対策と交渉と順序

私が起業して営業を開始したのが1999年で今が2014年ですからはや15年になるわけですけど、紆余曲折波乱万象・・ってほどじゃないですけど資金面は結構苦労が今も昔も多いですね。

資金ショートの危機ですか?そんなものは両手両足の指を全部使っても未だ足りないくらい大小様々な資金ショートの危機が過去にあったと記憶しています。

これは労働集約型産業において小規模に事業を行っている全般に言えることだと思いますけど、まず売上の波があるのはどの業界でも同じことが言えるのでしょうけど、小売店などのように繁忙期といわれるかきいれどきに一気に売上を伸ばすことが難しい事が有りますね。

簡単に書きますと自分の会社が持っている人的パワーを合計した処理能力以上に仕事を受注しても、一定量以上の仕事を一ヶ月にこなすことは出来ないんですから、月に100万円分の仕事しかできなかったら、翌月以降に持ち越しは有るにしても一千万円受注しても100万円の受注でも収入としては同じなんですね。

それとこれが一番資金ショート危機の原因になる場合が多いのですけど、大型案件を受注いたしますとどうしても納期が数ヶ月とか半年後になってしまうのでありまして、納品が完了してから請求書を発行してそれから翌月に入金とか酷い時にはそれから120日手形なんて事になりましたら、日々の仕事はしっかり有って事務所経費だの人件費だの出るものは毎月しっかり出て行くのでありますから、そりゃもう入金するのは当分先で毎月資金が確実に減っていく状況に陥ってしまったりするんですよね。

ですから資金的には納期一ヶ月以内の受注が複数抱えている状態が一番好ましいんですけど、選り好みするほど繁盛もしていないですから単純に大きな案件を受注したと喜んではいられないわけです。

勿論、普通に売上不振とか予定していた案件が流れてしまったなんて場合も多いわけで、この場合は何とか入金日まで耐え忍べばなんとかなるなんて代物じゃなくて、必死になって営業活動に精を出さなくちゃいけないのと同時に資金ショート対策が必要になってくるわけです。

勿論、最大かつ最も有効な資金ショート対策はそんな状態に陥らないように安定した売上を確保することなんですけど、それ無理な場合は対応が必要で有りまして、基本的には借り入れつまり借金は一番後回しが基本だと思います。

多くの場合は先に借り入れを起こしたり借金してそれも出来なくなると支払い先に支払いを待ってもらう順序になると思いますけど、それをどう後回しにして行くかってのが交渉の力量にかかってきますが、しっかしした計画をたてて支払いの繰り延べを先に手がけるほうが後々の立ち直りも早いのですよ。

まぁその分だけ借り入れをするよりも交渉は大変だったりしますけどね。