消費行動とタレント重視

確かタレントという言葉の本来の意味は”才能”だったのですが、どうも一般的にはテレビに出る人みたいな感じになってしまっていますね?

では先にテレビも関係する話を書きます。

消費者に貴方が商品を購入する時に何を一番重視しますかと質問したとしたら、どんな回答結果が出てくるでしょうかね?

  • 価格重視
  • 品質重視
  • コストパフォーマンス
  • 提供している企業

一般消費者の回答であれば以上のような事が上位に出てきますね。

けど実態を考えてみるとタレント重視がもっと上位に出てきてもおかしくないのです。

そうでなければメーカーが高額な出演料を支払ってタレントさんを使うわけないですよね?

言い換えればイメージとも言えるでしょう。

自分の大好きなタレントが商品の宣伝に出ていたら、とにかく買ってみるみたいなミーハー的な消費行動から始まって、何となくコマーシャルで見たから買ってみたみたいな人がとても多いのです。

別にコマーシャルで宣伝している商品が他の同類商品と比べてコストパフォーマンスが高いとは限らないわけです。

でも知らず知らずのうちにタレント重視で購入してしまう事が多いのです。

さて話は最初に戻りますがタレントという言葉の本来の意味は”才能”だと書きましたよね。

だから消費者行動とテレビコマーシャルの話を書かれても自分は無関係だよなんて事は無いのです。

つまり言いたいのは消費者が物を買う場合にタレント重視な場合が多いですよ、自分の会社として出来る範囲でそんな個人の才能を発揮できますか?って事です。

数ある中小企業の中には大手メーカー以上の品質の製品を安く提供している(場合によってはせざるを得ない)優良企業も沢山ありますけど、タレント性を一切考えていないので、売上が厳しいなんて場合も多いようです。

少し周りを見渡してみますと目立つところでは社長自らが広告塔になって売上を伸ばしている中小企業が有りますし、身の回りの中小零細企業でも営業マンのパーソナルな部分で顧客の心をがっちり掴んでいる場合も多くないですか?

ところがですね、何故か会社組織というのは個人の人間性のようなパーソナルな部分をむしろ消去しようとする力が働くのですよね。

そりゃ大企業のような大きな組織にもなりますと、個人の個性が強く出ていると不都合な事が沢山出てきてしまうので、それが正常な考え方だと思います。

けど中小企業が大企業の真似をすれば大企業になれるのですか?

例えて言うならば小兵が横綱相撲をとっても負けるだけなのですよ。

そんな訳ですから小さい企業には小さいなりのタレント重視の活用法があると思うのです。