集団心理について考える
日本人が他の民族と比べて特にそうなのかは判りませんが、集団で一気に同じベクトルで動いてしまうって事が多いような気が致します。
イ ンターネットが普及する前は、もっぱらマスコミがそ先導役を担ってきたので有りますが、最近はインターネットの普及によって、徐々にでは有りますが、少数 意見も出易い状況にはなってきましたが、相変わらず一気に世論が動くって国民性は健在のような気が致しますね?
まあ商売をやっていて、新た に市場に投入するマーケッターの方々にとっては、当たればみんなが買いに走るような所が有りますので、結構ダイナミックに仕事が出来たりもするのでは無い でしょうか?
でね、会社経営ですとか社内の部門の長になって部下を導く場合に起きましては、ある程度、扇動のようなテクニックも必要なよう な気が致しますね?
例えば、これから販売しようとしている商品が、他社よりも数倍優れていて、売れるって部下に信じ込ませて、営業全体をヤ ル気が漲る状態に出来るかどうかってのも、ある意味、組織の長の力に掛かっているような気が致します。
集団心理って言いますと、なにやら良 くないイメージが有るのですが、集団を率いるトップに立った場合は、有るものは在るって事で、利用したり活用する必要も有るのでは無いでしょうかね?
勿 論、普段からの信頼が有りませんと到底無理な話しでは有りますが、組織を上手に統率できる人の中には、集団心理を上手く利用できる人も多いような気がしま すね?
追伸
目には見えないのですが、特に閉ざされた中での集団ってのは、見えざる意識や心理ってのが、出来るような気が致します。
目 に見えないからといって、無いものって決め付ける事は出来ないのでありまして、きっと何かがある様な気がするので有りますね?
追伸
組 織に埋没してしまうのが好きな人も居れば、集団に馴染めない人も居るのでして、最近の日本人としては徐々に組織に馴染み難い、集団に入りたくないって人が 増えてきているような気がするので有りますね。
朗読版