独立して失敗する営業実力者

これが稀なケースなのか多いのかは分かりませんけど、すっごく(営業力とか)実力があった人が会社を辞めて意気揚々と自分の会社を起業して、あの人だったらきっと成功すると思われていた人があっさり倒産させてしまう事があります。

もっとも新規開業して5年後の企業生存率は5%以下ですから、いかに実力者でも自力で会社を維持していく事は大変な事ではありますけど。

逆に何だか頼りない人で会社を辞めて独立すると言い出した時に周りの誰もが心配したけれど、10年もちゃんと営業しているというケースもあります。

もちろん事業が成功する失敗するとか倒産するなんてものは様々な要素がありまして、決して本人の能力だけの問題では無いのですが・・。

そう、本人の能力の問題が一番大きいのですけど、実は一般的にその人が一人で出来る仕事能力に注目しがちなんですけど、特に人を使って事業をするとなると、単純に個人の業務処理能力より違うところが大切になって来るわけです。

つまり管理能力とか人を上手く使う能力って事になりますけど、これはたった一人でSOHOみたいな形で仕事している時も、もしかしたらすごく大切な能力なのです。

平たく表現すると”他人に助けてもらう能力”ということです。

つまりですね、いくら業務処理能力が高くても、売上のお金を支払ってくれるのは自分じゃなくて全て他人なのですし、あいつが始めたんなら他人にも紹介しようなんてのも助けてもらう能力なんですよね。

ですからいくら営業的に実力者であっても他人に助けて貰ったりサポートしてもらう能力がゼロならば、結構厳しい会社経営になるでしょうし、逆に頼りないと周りから思われながらも、色々な人が助けてくれるような人であれば例え本人の業務処理能力が少しくらいなら劣っていても、何とかなってしまうわけです。

もちろん身の程は知らなくてはいけませんし、最低限必要な知識や能力があっての話ですからね。

そんなわけで会社員時代は成績優秀で自他共にできる奴だった人が、自分で会社を興して事業を始めたら、会社員時代の実力が嘘のように成果が出なくなった人は、もしかしたら他人に助けてもらう能力を高めなくてはいけないのかもしれないですよ?