ハンディキャップと人生の成功の秘訣、逆転の可能性

金銭的に裕福かどうかが必ずしも人生成功かどうかを決める尺度にはなりませんけど、尺度の一つなのは間違いないわけですし、起業して会社を大きくするとか商売人や営業マンが販売に勤しんで手にするのは現金ですから、要素としては大きいのは間違いないですよね。

さて確か松下幸之助さんだったと思いますけど人生(金銭的に?)成功した秘訣として貧乏な家に生まれた事を挙げていらっしゃいますが、果たしてそれを真に受けても良いのでしょうか?

例えば自分で商売を始めるにしても何かに投資するにしても、お金を稼ぐために勉強するにしてもある程度のまとまった現金が必要になりますよね。

そう考えるとやっぱりスタート時点で貧しい家に生まれるってことはメリットであるとか成功の秘訣じゃなくてハンディキャップじゃないかと思うのです。

戦後直後に日本にはいわゆるストリートチルドレンと呼ばれた身寄りも住む家もない貧しい子どもたちが沢山いたという事ですけど、統計も何も無いですけどその当時に金銭的に恵まれた環境に身をおいていた人と、ストリートチルドレンだった人のその後の人生をもし比べることができたら、やっぱりスタート時点で恵まれていた人のほうがより成功しているのではないかと思うのです。

だからスタート時点で金銭的に恵まれていないって事で人生を諦めましょうって事が言いたいわけじゃなくて、現実は様々なハンディキャップレースなのであって、その中からよりベターな選択をしていかなくちゃいけないって事だと思うのです。

抽象的に書くとその時時に応じて勝負して勝てる土俵にエントリーしていくって感じでしょうか?

お金もなくて大学進学なんて無理で高校を出たら直ぐに就職して働かなくちゃいけないって環境ならば、まずは高卒の就職口で社会人生活のスタートをするわけで、まずここで大卒とスタート時点でかなりハンデを背負っての出発になってしまいますから、そこから係長になるとか課長に上がるまで競争を勝ち抜いて行かなくちゃいけない・・・なんてのは一昔前の話で現実はもっと厳しくなっているみたいですね。

今はまず正社員としての就職が狭き門になってきていて、人生のスタートが頑張っても出世の見込みが絶望的に低い派遣社員ですとか契約社員を選ばざるをえないなんて状況になってしまっている人も増えているのが現実です。

そこから人生大逆転なんてのは千人に一人くらいはそりゃ出てくるのでしょうけど、なんだかそんなサクセスストーリーがどんどん減少していく社会に向かっているような気がするのです。

まぁ政治家の皆さんが二世とか三世議員ばかりじゃそうなるのも当たり前の話なんですけど、そーゆー政治家を誕生させているのは有権者なんですね。