経営者の運と人望

この世の中に運とかツキが存在するかどうかは脇に置いておきまして、経営者にとって数ある必要な資質に含まれるけど具体的に数値や実績で表せない部分に人望ですとか場合によっては運とかツキみたいなものがありますよね。

特にツキに見放された男なんて言葉があるように真面目に一生懸命仕事に取り組みまして、手堅い経営をしているように見えるのにまるで天に見放されたかのように、やることなす事ことごとく裏目に出てしまうし何故か乗り出した途端に市場の状況が変わったり強力なライバル企業が出現したり国の方針転換が突然降って湧いてしまって市場が冷え込んでしまうなんて人もいらっしゃいます。

もちろん逆に何故か本人の努力とは全く関係ないところで急に特需が湧いてきて黙っていても売上が上がってしまうなんてツイているとしか思えない経営者の方もいらっしゃいます。

私は思うのですけど先ず経営者として最初に自分の持っている運が試されるのは社員の採用募集でどんな人が応募してくるかどうかだと思うのです。

個人経営で一人ですべての仕事をする場合を除きまして、やっぱり創業当時なら特にですけど一緒に働いてくれる社員の出来次第でその後の会社の運命が決定されてしまうようなところがありますよね。

運に恵まれていてツイている経営者でしたら自分の足りないところを補ってくれて会社の発展に貢献してくれる人がたまたま失業中で応募してきますし、逆に天に見放された経営者の場合は最初の一歩でつまずくとで形容すれば良いのでしょうか、単に給料を貰うだけで足を引っ張るような人を採用してしまって、社長がいくら頑張っても会社は徐々に傾いてくるなんて結果になってしまったりするわけですよ。

まぁたまたまその時の星回りに恵まれていて、とても有能な人材を運よく採用できたとしたあとは今度は社長の人望が関係してくるわけで単に運やツキに恵まれていて第一関門を突破いたしましても次のハードルが待ち構えているのが現実ですね。

まぁ実際に運とかツキの存在があるかどうかは不明でどちらにしても証明のしようがないのですから、基本的に経営者ってのは自分はツイている人間だと自分に言い聞かせまして、何か思いもよらぬアクシデントですとかついていないような状況に追い込まれたら、最終的にはプラスマイナスゼロになるんだから、自分にはまだツキが沢山残っていると固く信じてまい進するしか無いのですね。

ただ根本的に経営者としての能力が必要なラインに達していなくて明後日の方向に進んでいくような経営者の人でしたら、どんなに運やツキを持っていようと会社経営を上手く出来るわけは無いのです。