交渉に絶対負けない方法

企業には交渉に長けていて交渉事なら任せなさいみたいな人が一人は居るのではないかと思いますけど、交渉の結果を判定するのはなかなか難しいのです。

先ずねどうも多くの人の中には交渉事ってのは最終的に妥結なり落とし所を見つけて決着を付けるのが目的だなんて私に言わせれば頓珍漢な人も多いようなんですけど、果たしてそうでしょうかね?

今朝のニュースでも甘利大臣がアメリカとのTPP交渉にあたり交渉はまとまらなかった事を一部には失敗だったような論調が有るようですけど、先ず根本的に交渉事は必ず決着を付けなくちゃいけなくて、話がまとまらなかったら失敗だって考え方がそもそもおかしい訳ですよ。

もしそんな決着を付けることが交渉の目的だなんて考えている人が会社の大切な折衝をする事になってしまったら、自社にとって不利な条件でも妥協しちゃったりするハメになるのであります。

つまりですね中身にもよりますけど交渉事なんてのは結局は利害関係の有る当事者同士がお互いの利益のために相手と言論で戦うようなものですから、結果は相手にとって有利でこっちの負けみたいな終末を迎えるのであれば、一切妥協しないで交渉は決裂とか次回以降持ち越しのペンディングの引き分けのほうが全然良いわけですよ。

でねもし自分が何かの事で誰かと交渉する場合はですね、一歩も譲歩しないし場合によっては訴訟でも何でもやってこっちの正当性を認められるまで一切妥協しませんよって姿勢をね、はっきりさせちゃったほうが交渉事は非常に楽なんですね。

そりゃ引くことをしないんですから前進しか考えなくて良いわけですし、妥協しての妥結や合意は認めないしやらないってことならば、まぁ最低限は引き分けで終わるのですから負けは絶対にない、つまり負けない交渉術なんですね。

まぁ交渉事ですから相手も自分に有利なように自分たちの要求を通そうと頑張って交渉の場に望んでくるのは当たり前の話で、それを下手に落とし所を探るとか妥協点を見つけるなんてのはもし仮にやると致しましても、交渉テーブルについた最初から考えるんじゃなくて、最後の最後に煮詰まって初めて考えるかどうかを考えるくらいじゃないとダメだと思うんですよ。

それを最初から心の中でここまでは譲歩しても大丈夫だとか、最低限このラインだけは割り込まないようにしましょうなんて考えていますと、最初から後退する事を考えているようなもので、逆に交渉相手にどこまで妥協させるかを考えてなくちゃいけないんですよ。

だっていざとなれば引き分けに出来るんですから、負けはないわけでそんな交渉に最初から譲歩するなんてのは考える必要はないと思うのです。