話しかけやすい雰囲気を身にまとう(上司心得シリーズ)

部下が自分に何の相談もしてくれないと愚痴っている中高年サラリーマンは実際に多いと思いますし、愚痴らないまでも事前に相談無く部下が予想外の行動をして後になって発覚したなんてのは、部下を持っている会社員のあるあるな話しなのではないでしょうか?

下準備はホウレンソウの徹底

報告(ホウ)連絡(レン)相談(ソウ)が組織(チーム)で業務を進める上でおろそかにしてはいけない大切なことというのは、普通の組織人でしたら新人の頃に教え込まれる事かと思いますが、それでも個体差とでも表現すれば良いのでしょうか、必要最低限の報連相しかしない社員とか、中堅社員の中には必要最低限の報連相もしないような社員も出てきてしまいます。

それは人は個性があって人それぞれなのですから仕方がない事なのですが、同じように上司にも相談しやすい上司と相談しにくい(というかしたくない)上司という違いが部下の場合よりも大きな違いが出てきますね。

相談されやすい上司を目指そう

部下が自分に仕事について相談してくれないから不機嫌になってしまって、上司が不機嫌だから部下は更に話ができなくなるみたいな悪循環は本人以外が気がついているなんて職場も在るかと思いますが、上司の心得として次のような取り組みが必要と考えます。

  1. どんなに忙しくても愚痴を言わない
  2. 心の中はどうであれ表面上はいつも楽しく仕事をしている(ように見せる)
  3. 人の話を途中で遮らない
  4. 自分と違う意見であってもまずは受け止める
  5. 笑顔を絶やさない

個人的には人の上に立つ人はこのくらいの心がけは必須だと思います。

そして相談されやすい上司というのは100%人望が高いイコール仕事ができる社会人なのです。