節約の反動

ダイエットの世界ではリバウンドと言う反動作用がよく知られていますが、人にによっては節約の反動でもって、うん今まで頑張って節約してきたから良いだろうって事で、衝動買いしてしまったり、無駄使いしちゃって元の木阿弥と言いますか、何だかよく分からない状態になってしまう人もいらっしゃるようですので、今回のコラムではそんな事について書いて見ようと思います。

さてお金は(現金)は何のためにこの世に存在するのかって質問が飛んできたとしますと、たぶん多くの方が使うためにあるとか、何か物品とかサービスと交換するために存在するって答えが返ってくるのだと思いますが、もしそれが事実でしたら貯金するために存在するとか、銀行にせっせと持って行って預金通帳の残高が徐々に増えていくのを眺めてニタニタ笑うために節約するってお金の活用法は間違っているって事になってしまうのでしょうかね?

つまりそのお金を節約した反動で衝動買いしてしまったり無駄使いするって行為に及んだときのことを考えた場合に、お金は使うためにこの世に存在するのだからって考え方に立ってしまいますと、そりゃまぁ欲しいものも買わないで食べたいものも我慢してせっせと現金を貯め込んだ現金だって、いつかは使わないと天下の回り物にならないから、正常で正当な行為ですって結論になってしまいますし、逆の立場で考えますと折角節約して倹約して生活してきてもちょっとお金が貯まったと思ったら、景気よく無駄使いしてしまったら、何の意味も無いじゃないかって事になってしまいますよね。

でまぁ私が思うには節約とか倹約ってのは、爪に火を点すような事が出来る人でしたら、もう徹底してやれば良いと思いますけど、中々そこまで徹底できる人は少なくて、最初からある程度余裕を持たせて節約生活をスタートしないと反動がコワイし、何のためのお金だか分からなくなってしまうと思うのですよね。

追伸
お金は貯めようとしても中々貯まらないけど、使ってしまえば一夜にして無くなってしまうって形容がぴったり来る代物なのでありますが、どうも社会が二極化してきまして何処かの統計発表では貯蓄がほぼゼロの世帯が年々増えているのだそうで、節約して貯金するどころか日々の生活で手一杯って人が増えているのでしょうね?

まぁ企業は生産拠点をどんどん海外に移していますし、増税の話も本格的になりそうな気配ですし、節約してギリギリ生活が当たり前でこれ以上、削る所はありませんて世帯が増えて来るかもしれないですよね?