節約疲れと反動と

一部の報道によりますと高級品の販売に持ち直しの動きが出ているとの事で、マスコミ曰く節約疲れの反動によって少々購買意欲が戻ってきたとの解説が有りましたが、今回のコラムではそんな事について書いてみようと思います。

さて買いたい物を長い間我慢していますと確かにストレスが貯まりますし、なにか欲しいものが有るとか目的を持って節約していましたらそりゃ目的を達成するまで我慢も出来るでしょうけど、いつまでも節約出来るほど人の物欲は弱くないって事なのでしょうけど、私が思うには安いものを購入してそれで充分だと気がついて、別に節約している意識無しに節約している人も増えていると思いますし、無駄なことにお金を今まで随分と使ってきたことに気が付いた人も多いのではないでしょうか?

私も節約はしていますが別に疲れたとは思いませんからね。

思うにまず日本はデフレ状態から脱却致しませんと、物を買うよりも貯金していた方が資産価値が上昇致しますし、節約で少々ストレスが発生したと致しましても貯金の楽しみが出てくるのですから、多くの人が節約疲れになるとは思えないのです。

更に多くの人が給料が上がらないとかカットされたとか様々な理由で収入が増えないまたは減少しているのが実情ですから、節約疲れを感じて消費意欲がそう簡単には上昇してこないと思います。

多少は車の買い替えを我慢してきたのが我慢しきれ無くなって購入してしまうなんて事はあると思いますけどね。

もちろん食うものも食わないで節約している場合でしたらいつか反動はくると思いますけどね。

ただまぁ販売が持ち直してきたと報道されているのは、一部の高級品に限ってのことで元々その手の商品を購入するのは富裕層ですから、急激な不況で富裕層から転落した人がいて少々数が減ったかもしれないですけど、簡単に転落するような富裕層は少数で本当にお金を持っている富豪は、少々の事で財務基盤が揺らいだりは致しませんからね。

ですから一般庶民に購買力が戻ってきませんと、やっぱり何といっても総数が違いますから本格的な景気回復には程遠いと思います。

日本の場合は行き過ぎた規制緩和ですとか構造改革の影響と世界同時不況が同時に影響してしまって、とても大きな景気の谷が来てしまったのでありまして、更にそこへ政権運営初心者マークの民主党が迷走してしまったので、景気回復の足がかりがつかめない状況になってしまっていますよね。