経費削減と長期戦略

会社の経費削減策にも短期的目線に立って短い期間での出費なら確かに経費削減効果は認められるけど、年単位の経費を考えますと実際にはかえって支出が多くなってしまうなんて事は良く有る話なんですけど、なにせ切羽詰った状態になりますと、先行きは分からないのでとにかく目先の経費を削減しましょうって事で実際には逆に事をやっている場合が少なくないのでは無いでしょうか?

例えば会社で使っているプリンターが壊れてしまって業務上どうしても必要なので新たに購入する必要が出てきてしまったと致しましょうか?

インクジェットタイプのプリンターなら一番安いものでしたら2万円で購入可能で、レーザープリンターなら倍の4万円がかかってしまうと致しましょう。

購入金額では2万円前者のほうが安いわけですけど、インクコストはレーザータイプの方が三分の一で済みますし、印刷スピードも倍以上のスピードになるので有りまして、幾ら購入金額で安いからと言って飛びついてしまったらその後は、余計な経費を負担することになってしまいますので、業務上必要で使用頻度が高いのでしたら少し考えれば初期費用が少々高くてもランニングコストと処理速度を考えて製品を選択する必要が有るのですけど、目先の経費削減にこだわってしまいますと反対の方向に進んでしまう事が少なくないと思いませんか?

これは人材に関しても同じことが言えると思うのですが、募集にかかる費用ですとか教育にかかるコストなどを冷静に考えましたら、可能な限り人員整理は避けた方が賢明だと思うのですけどなにせ、業績不振に陥った状態の経営者はそこまで考えが及びませんし、なにしろいつになったら業績が回復するのか分からないのですから、後になって失敗したと思うような経費削減が頻発するのも仕方が無い事なのかもしれませんね。

他にも経費を少しでも節約しようとしてパソコンを中古で購入して使おうなんてのは判断に困るところで、確かに中古品は購入価格は安く済ませることが出来るのですが、保証期間の問題ですとか壊れた時の業務への影響などを考えますと、長期的に考えますとしっかりした製品を購入した方がリスクは低減出来るのですけど、目先の経費にもこだわらないといけないほど、運転資金が逼迫している状況では背に腹は代えられないって事になってしまうのですよね。

ですから比較的余裕が有って利益を計上出来るときには税金の圧縮も考えまして、長期的な視野にたった経費削減も必要だと思うのです。