経営危機が会社を強くする?

例え話が大好きな人がする話の一つに竹には節がってだから強いんだなんて話が有りますけど、今回のコラムでは会社の経営危機について書いてみようと思います。

さて今は順風満帆この世の春を謳歌している会社の中にも過去には大きな経営危機に直面した会社も有りますし、会社更生法を経て現在の姿が有る場合が有ります。

そ~言えば個人のほうでも若い内の苦労は金を出してでもしろってやつが有りますけど、確かに創業以来挫折の経験が無く急成長した会社が何かの躓きで一気に倒産してしまったり、苦労知らずの二代目社長に代が変わった途端に急に会社が傾きだしたなんて話も有りますよね。

じゃぁ積極的に苦労と言いますか経営危機を自ら招き入れた方が良いかと申しますと、そんなバカなことを始める経営者の率いる会社なんて存在しないのであります。

経営危機を乗り越えた会社は強くなって前よりも力強くなるなんて事を言われましても、まぁどんな会社だって会社が危なくなれば試行錯誤して何とか乗り切ろうとするのが当然の動きですし、運良く乗り切る事ができたら確かに会社は一回り強くなっている可能性は高いと思います。

ただ思うに経営危機を乗り越える際に良く行われる手法として人件費の削減に始まりまして、大規模な人員削減や過度のコストカットってのが良くありますよね?

思うにその手の手法は一種のカンフル剤のようなもので、一回それを使いましたら当分の間は5年とかは使えない経営再建手法なのでありますから、下手するともうカンフル剤が使えない背水の陣みたいな状況になるのでありまして、外部から見るほど強くなっていないのでは無いでしょうかね?

ですからね大規模なリストラや事業整理を発表致しまして、黒字転換を果たした会社ってのは市場から高評価を受けまして株価が急上昇したり致しますけど、もしかしたらそれは単に一時的なものでもし近い将来また売上不振かなにかが襲ってきたら今度はカンフル剤も使えない危険な状態になっているんじゃないかなって思いませんか?

そんなワケですので経営危機が会社を強くするってのは半分当たっているようで、残りの半分においては強くなっていないような気がするのです。

だって一時的に経営危機を乗り切ったかに見えて、数年後には再び経営危機に陥りまして努力の甲斐もむなしく倒産してしまうような事例が実に沢山ありますからね?

まぁうちのそうならないように気を引き締めて頑張っていこうと思います。