上(リーダー)が変わると下(部下)も変わる
海の向こうアメリカでは初の黒人大統領の誕生というよりも、だめだめのブッシュ大統領に代わってカリスマ性があって頭の回転の早い人種を超越しそうなオバマ大統領の登場によって、一筋の光明をみているようですが、”上が変わると下が変わる”って事は私がサラリーマン時代に、部下を持つようになってからさんざん上司から聞かされていた言葉です。
例えばスポーツの世界では野球にしてもサッカーにしても、実際に試合を行うのは選手で勝敗は選手の力量によって決定すると思いがちですが、成績不振を理由に監督やコーチを交代させる事はごく普通の事で、しばしば監督やコーチが変わった途端に、チームのモチベーションが上がって勝利が先行するって事も有りますよね。
実際にアメリカ合衆国の場合でもオバマ大統領は和平へ向けた動きや国際協調へ向けて大きく舵を切り出しておりまして、まあ言い方が悪いかもしれませんが、中には結構単純な思考回路を持ち合わせている人の中には、オバマ大統領にチェンジしただけで、明るい明日に向かって進み出すと思って居る人も少なくないのでは無いでしょうか?
で話を日本の経済方面に切り替えてみますと、大きな社員や役員が沢山居る企業の場合は、上が変わると下も変わる、この場合は変わるでは無くて代るののほうですが、企業のトップつまり社長交代によって、心機一転新しい方針も打ち出して事態の打開を図るってのが良くありますが、規模の小さい中小企業や零細企業は代る人が居ない場合が多くて無理なんですよね。
ですから代る人が居ないわけですから、社長(リーダー)の考え方や行動パターンを変えませんと下(部下)は良くて現状維持ですから、今以上のモチベーションや実績を期待する事は無理だって事になるのですよね。
つまりその、組織が有ればどんなにしとの者が働かないとかやる気がないとか構成する個人に問題が有っても、結局は全てリーダーの責任で資質の問題って事になるのだと思いますが、実際の所、使えない社員をクビにして事態の収拾を図るって事のほうが多いのですよね。
追伸
日本のリーダー(総理大臣)に関して言いますと、どうも安倍総理、福田総理と二代続けて途中で職務を投げ出してしまうって、元々資質がなかったと思われるリーダーが続きまして、今の麻生総理に関しましても総理としての資質に疑問の声が沢山出ていますね。
私が思うに、疑問の声や不満の意見が沢山出ている時点で、もはやリーダーとしての資質に問題が有ると思うのですよね。