内職の適正報酬相場について

基本的に内職って仕事は作業内容に応じた請負仕事の形態で一個加工して1円だとかの工賃を元に報酬が払われるのですが、最低賃金の取り決めなどの条例や法律が有りませんので、聞くところによりますと、信じられない程安いようですね。

まあ安い手間賃仕事ですと1時間一心不乱に作業しても100円に満たないような事も少なく無いと聞きますし、とっくの昔に一銭二銭って銭(せん)なる通貨単位が未だに生き残っている業界ってのが報酬相場の安さを物語っているのでは無いでしょうかね?

確かに自宅に居ながらにしてテレビやラジオを聞きながらとか、子供が小さくて外出られない人にとっては貴重な収入源だと思いますので、法による規制を強化し過ぎてしまって、仕事そのものが無くなってしまうような事が一番困ると思いますが、それでも一生懸命作業した場合の時給換算で200円位を目処に最低賃金を制定する必要があるのでは無いでしょうかね?

この辺りの事は中国など工賃の安い国に出してしまった場合とのコスト比較になってくるのだと思いますが、どうも金は天下の回り物っていっても、海外に積極的に生産拠点を移してしまったら、国内の労働者の総賃金が減少して購買力が落ちて、結局の所は企業の業績が悪化するだけなのに、やはり目先の利益確保に走ってしまうのでしょうね。

話を内職の適性報酬相場ってのに戻しますが、どうも雇用じゃないので最低賃金とかの法律は適用されませんし、下請法に関しても支払期日や不要な値引き要請についての制約はありますが、個人(主に主婦の方)と間に入っている内職の元締め的な人の間でしたら下請法の適応も難しいと思いますので、ようは監視したりチェックする機関や法律が無いに等しいのではないかなって思うのですよね。

たぶん不景気になって来ていますのでこれから益々内職商法とか、内職を餌にした詐欺の類が増えて来るように思うので有りまして、今度設置されるかもしれない消費者庁が動き出したらその片隅にでも、その手の内職者の権利保護みたいな事もやった方が良いのでは無いでしょうかね?

追伸
その昔の日本は内職大国と言いますか、江戸時代の浪人者はさておきまして工場地帯近くの住宅街などでは結構な内職従事のお母さんたちが日本の物作りの現場を支えてきたのだと思いますが、何時の間にか機械化が進んだり海外での生産委託が進みまして、存在感がとっても薄くなってしまったのですよね。