外貨預金について考える

一時期はもてはやされてしばし人気が落ちて最近は円高の影響か再び注目され始めている感がある外貨預金が今回のテーマですが、不況だの不景気だの言いましてもあるところにはありますし、どうも日本の将来を考えると資産を海外にも分散しておいた方が良いかなって思う人が結構いるってのが現実なのでしょうね?

ただし日本国内の運用ではありませんから当然の事ながら預金保護の対象にはなりませんし、少々金利が高くても為替相場の変動であっという間に吹っ飛ぶ危険性もありますし、満期前に解約しようとすると結構な手数料を差し引かれてしまって元金割れしちゃいますしデメリットも大きいのですけどね。

しかしまあ個人的に感じているだけのことだと思いますが外貨預金ってやつの宣伝国国ポスターを見るとオーストラリアとかアメリカとか、この国だったら破綻もしないだろうし予想を超えるような為替相場の変動も発生しないだろうって思われる国の名前が大きく書かれていたりするのですが、別に預金したお金を外貨預金先の国家が運用してくれるわけでも保証してくれるわけでもなく、あくまで現地の銀行などに委託して運用してもらうわけですから、最終的な運用先とか肝心の相手国の銀行経営がおかしくなってしまうリスクも高いように感じるのでありまして、預金保護の対象にもなっていないのに、大丈夫かなって思ってしまいます。

まぁ手持ち資金に相当の余裕がある場合でしたら資産の分散って観点から見て悪いことではないような気も致しますし、運良く外貨預金を始めたときに円高で預け入れた外貨預金が満期を迎える段階で円安になっていたりしたら、相当の高配当ってことになりますからね。

さてもう少し金融に関して素人の私が書かせて頂きますと、銀行はお客から現金を預かって外貨預金をさせて手数料を稼ぐビジネスをするってのは、リスクを自らが背負うわけでなく手数料収入が入ってくる商売だと思いますが、外貨預金の方が高利回りで収益を確保できるのであれば、普通に国内で預金保護が適用される条件でお金を預かって、銀行が自分で外貨預金で現金を増やして顧客に金利で優遇してあげた方が良いのではないでしょうかね?

どうもそれをしないで顧客に外貨預金を勧めて手数料を稼ぐってことはやっぱりお固い銀行ですからリスクを取るってことは極力避けて堅実に稼ぐって経営方針じゃないかと思うのです。

追伸
実は私自身そのむかし外貨預金に失敗して預けたお金が元本割れになった経験があるのです。