老後資金について考える

最近盛んに老後資金の不安を煽るような文言を目にすることが多くなってきましたが、確かに年金なんて当てにしていてもどうも先行きは怪しくなっていますし、あんなに豊かだと思い込んでいた我が日本も実際には資源に思しい島国だって事に気がついて、総中流社会はいっときの幻想だった事に気が付いてきましたので、気持ちは理解出来ますし国に頼るのも難しそうですからね?

確か老後の資金はゼロなんて人もどこかのアンケート調査で出ていましたし、相当老後の資金に不安を抱えてなけなしの退職金でハイリスクハイリターンを狙って、虎の子の貯金を無くしてしまったなんて報道も目に致しますが、老後に不安がるから高齢者がお金を使わないで溜め込んで消費が冷え込んで、益々国が不景気になって中年でも老後の資金を心配しなくちゃいけなくなっての悪循環と言いますか負の連鎖ですよね。

でね、最近になってベーシックインカムが話題にのぼるようになってきましたが、あの世に旅立つ時は三途の川の渡ちんの三文だけ持って行けば大丈夫だし、他には何も持っていけないって気が付きまして、一文無しでも最低限の文化的な生活は保証されるって事になりましたら、たぶん老後資金として眠っている莫大な資産が相当消費に回るのではないかと思うのですけど、難しいでしょうかね?

とは言いましても現実には老後の資金は必要ですし、何でも年金を貰っていても最低でも一千万円程度の老後資金がないと安心して暮らせないなんて話も耳にしますので、私も50才が迫ってきましたので漠然とは考えるようになってきました。

そんな中で思うのが住居の問題なのですが私が30才前後に25年のローンを組んで新築した持ち家ですが、もう既にあちこちが傷んできていまして現時点で資産価値は殆ど無くなっている状態でたぶん私が60才になる頃には、建て替えが必要になってしまうような気が致します。

でね、老後資金を考える際によく持ち家が前提で語られることが少なくないのですけど、たぶん多くのサラリーマンは働き盛りの30才前後にマイホームを手に入れまして、多くの人がローンを組んで定年間際に支払いが終わりまして、ふと家を見てみると随分と傷んでいて、今更新たにお金は使えないしどうしましょうかって人も少なくないのでは無いでしょうかね?

まぁ何とも経済大国が聞いて呆れるような現状なのですが、これから老人に踏み込んで行く人達は私を含めまして、すっかり変わった日本に気がついて呆然としてしまう人も少なくないのでは無いでしょうかね?