0円開業について再び考える

今回のコラムは少々厳しい書き方になってしまうかもしれませんが、会社の倒産とかリストラとか個人で事業をやっていてここの所の不景気で事業の継続が不可能と判断した人が考える事として、一つは再就職先を考える事ともう一つはフランチャイズで独立を目指す方が結構多いと思うので有りまして、過去に書いた自己資金ゼロで開業する事について書いたコラムには結構来場者があるようですのでその事について再度書いてみようと思います。

さて当然わかっていると思いますが0円開業と言っても無一文のスカンピン状態でフランチャイズ本部を訪ねて独立開業したいんですと申し出ても、まず慈善事業で運営しているフランチャイズ本部でも無い限り、丁重にお引き取り願われるのでは無いでしょうか?

0円開業と言っても色々なパターンが有りますが例えば無店舗商売で営業車不要で徒歩で営業が出来て、カタログや名刺や販売促進資料をフランチャイズ本部が無料で提供してくれて、3日間の無料研修を受けてすぐに営業開始出来て仕入れが不要だったとしても、やっぱり半年くらいは無収入でも生活が維持出来るくらいの貯金は必要でしょう。

ついでに書いておきますが開業時とか事業を始めるときに運転資金とか仕入れ資金とか諸費用が自己資金で賄えないので、借り入れを起こして事業を始める人は実に大勢いらっしゃいますが、その借入金の返済を終えるまでが実に資金繰りが厳しくて返済を完了するまでに倒産してしまう例は星の数ほど有りますから、自己資金ゼロで開業を考えるのは正しい考え方だとは思いますが、自己資金が少なくて始められる商売もまた利益率とか規模とかを考えますと充分な利益を確保するのに苦労するのが世の常だと思います。

もちろん自己資金ゼロの0円開業から事業を始めて成功して今では企業として立派に営業している経営者の方もいらっしゃると思います。

しかし、がしかしですね事業内容とか将来性とか収益性とか自分の年齢とか家族のこととか一切を後回しに致しまして、とにかく0円で開業出来るフランチャイズを探して事業主として活動したいと言うような考え方ははっきり言って間違っているのであります。

色々検討した結果として0円開業でスタートしたって事でしたら何も問題は無いと思いますが、出来れば1年間でも生活を切り詰めましてダブルワークでもトリプルワークでも頑張りまして100万円位の貯金が出来てからでも遅くはないと思いますよ。