キャンペーンは検証が重要

販売促進の為のキャンペーンを毎年決まった時期に行なう企業や、売り上げが落ちてくるとキャンペーンを行う企業など、毎年のようにキャンペーンを行う企業があります が、過去のキャンペーについてしっかり効果について検証をして、次回に生かせている場合と、全く生かせていない場合があります。

なんとなく感覚や残っている記憶で、前回のキャンペーンは結構売り上げが上がったので成功だったとか、あまり盛り上がらなかったと かの、感覚だけで次のキャンペーンもやってしまう場合があります。

キャンペーンの成果検証では

○かかった費用

○人的パワー(どれだけ手間がかかったか)

○キャンペーンのお陰で上積み出来た売り上げ

○上積み出来た売り上げから、かかった費用を差し引いた利益貢献具合

これらに、お客の反応が良かったとかの数字に出来ない所を加味して、毎回の結果行なった内容を含めて残していくことが重要であると 感じます。

確かにキャンペーン企画では、様々なアイデアを出し合って、効果的なキャンペーンの企画を出していくことは重要ですから、ある種の ヒラメキとか、時流にあった内容を出せるかどうかの部分が非常に大きいですし、たまたまポンと出てきたアイデアを基にしたキャンペーンが大当たりする場合 も有りますし、過去のデーターを検証して絶対の自信を持ってキャンペーンを開始しても、全く盛り上がらない場合もあるとは思いますがね?

但し、キャンペーンに限らず、企業活動におきましては全てがバランスが重要なのでありまして、キャンペーンが無茶苦茶盛り上がっ て、売り上げが倍になったとしても、キャンペーンにおける販売促進費用がそれ以上かかって、結局は売り上げは大きく伸びたけど、赤字を出してしまったので は本末転倒ですから、過去の検証を元に、次回のキャンペーンを企画する際に、バランスを考えた企画会議が出来るのではないでしょうか?

追伸

キャンペーンを請け負う業者の中には、「キャンペーンはイメージアップですから」とか、「定期的にやることで徐々に効果が現れる」 等の言葉で、一回一回のキャンペーンに対しての効果を最初から出せないと言ってみたり、後々結果を検証するための詳細なデータを出さないイベント請負企業 もあるようです。

キャンペーンをあまりやらない企業の場合、プロに任せてしまえば大丈夫だって甘い考えで、イベント請負人と称する人に任せたがる企 業も中にはあるようですが、自分たちで企画して実行して結果を検証することがキャンペーン実行においては一番重要なのではないでしょうかね?