お友達紹介キャンペーンについて
既存の顧客がある程度有る場合、既存のお客に新規顧客を紹介してもらう”お友達紹介キャンペーン”を目にする事が良く有りますね?
この”お友達紹介キャンペーン”は紹介元に対する商品による紹介数の違いは有りますが、自社のお客にお友達を紹介してもらうわけで すから、自社ユーザーがどの位、商品やサービスに満足しているのかを計ることも出来るのではないでしょうか?
逆の見方を致しますと、お友達を紹介すれば現金一万円プレゼントなど高額なインセンティブを用意している場合は、そこまでの特典を 用意しなければお友達を紹介してもらえないのかなって思ってしまうんですよね?
それと、お友達紹介キャンペーンの場合、紹介元にだけメリットがある場合と、紹介元も紹介されたお友達にも両方にメリットが有る場 合はまだ良いと思うのですが、紹介する人にだけ商品が配られて、紹介されて入会したり商品の購入をした人に対して何のメリットも無いようなお友達紹介キャ ンペーンの場合は、なんとなく商品欲しさで紹介したような感じになりますので、余程のことでない限り紹介したいと思う人はいないのではないでしょうかね?
元々、商品がヒットして売れる要素として口コミによる浸透が有りますが、これは誰に頼まれたわけでもなく、良い商品やサービスだか ら知っている人に話をして、自然に広まったわけです。
この口コミの威力は侮れませんので、なんとかキャンペーンで強制的に口コミに近い効果を出そうと商業的に行なったのがお友達紹介 キャンペーンなのではないかと思います。
私の考えですが、世界最大のインターネットのブックサイトアマゾンでは自分の購入した書籍のレビュー(つまり感想)が有りますが、 このレビューは非常に参考になりますし、多分販売にレビューは絶大な威力を発揮しているのだと思います。
このレビューを書く行為は何のキャンペーンでも有りませんし(※アマゾンジャパンがオープン時にレビューを書いてもらうためのキャ ンペーンをやっていましたが、オープン時のごく短い間だけです)、レビューを書く人は何の見返りも受けていません。
同様のレビュー機能は楽天でもありますが、楽天の場合はアフィリエイトに連動していますので、レビューを読んだ人が商品の購入に 至った場合に、ポイントの形でレビューを書いた人に還元されます。
つまり何が書きたいのかといいますと、へたなお友達紹介キャンペーンをやるよりも、自社商品や自社サービスのレビューを公開できる 場を設けたほうが、よっぽど効果が出ると思います。
但し、自社の商品やサービスに自信がないと、レビューは逆効果になりかねませんね?
無報酬で自社商品やサービスを紹介してくれる本当の口コミや、無償でのレビューなどが最強のお友達紹介キャンペーンなのではないで しょうか?