住宅ローン滞納と任意売却

今回のコラムでは住宅ローン(支払い不能)と任意売却について書こうと思います。
サラリーマンや自営業者が住宅ローンを25年とか長い時は35年もの長い期間で組むわけですが、25年と言えば30才で住宅ローンの支払いを始めて払い終わる頃には定年退職に差し掛かってしまう訳ですから、とても長い長い期間なので有ります。

人によってはその間にリストラや倒産、その他様々な理由により住宅ローンの支払いがとても厳しくなってしまう事は、確率からいっても降りかかってくる人は決して少なくないので有ります。

通常、住宅ローンの支払いが滞るような事態になりますと、まずは銀行やノンバンクなどのリスケのお願いをしまして、それでも支払の遅延が発生してしまいますと、住宅の処分が迫って来るので有りますね。

債務者(つまり借金をしている側)が支払いをストップ(せざるを得ない状態)になっていますと、銀行やノンバンクから何度か督促状や電話での催促、請求書などが本人や連帯保証人さんに行きまして、それでも支払わない状態になりますと、強制執行・・自宅を競売にかけれて、文字通りたたき売られてしまう訳です。

それでも、住宅の売却価格>残っていた債務であれば、まあ”おつり”がくる状態ですからキレイサッパリ人生の再スタートを切る事が出来るのですが、多くの場合は住宅を競売で手放しても、多くの債務が残った状態になってしまいまして、住む家はなくなるは、債務は残って支払を迫られるは、もう悲しくなってしまう状態に陥ってしまう訳で有ります。

※これは住宅ローンの落とし穴でも有りますが、住宅ローンの支払いは最初のうちは殆ど利息の支払いだけで、元本は驚くほど減っていないためでして、支払期間の半分まで払い終わっても実際に元本は1/4位しか減っていないのが現実です。

そろそろ今回のコラムの本題に入ろうと思いますが、そんな時は極力素早く早めに手打って、住宅の任意売却を視野にいれるべきだと思います。

最近は住宅ローンの支払い不能になった人向けの任意売却専門の業者が随分と出てきていまして、無料電話相談なども各所で受け付けています。

任意売却の簡単な流れについて書きますと、住宅ローンの支払いが遅れたり、支払い不能になった人が任意売却業者に相談する→必要書類を揃えて任意売却を依頼する→業者は住宅を売却する事だけでなく、債務者(銀行やノンバンク、代位弁済した保証協会など)と残債の支払について、交渉を行って極力 債務者に無理のない残債の清算方法について交渉をする。

任意売却のメリットとしては費用がほとんどかからない事と、骨が折れる債権者との交渉事を任意売却の業者さんがおこなってくれる事が有りますが、注意したいのは任意売却業者の持っているノウハウや交渉能力に負うところが非常に大きく、任せた相手によって任意売却の結果が大きく変わってくる事でしょうね?

ただ、黙って競売になってしまうのを待っているよりも早めに動いて任意売却も検討してみるって事はとても良い事ではないかと思います。