消費者金融コマーシャルの様変わり

消費者金融のテレビコマーシャルのオンエア回数がめっきり減ったようですが、更にその内容はひと頃に比べまして、様変わりと言いますか百八十度の違いなので有りまして、掌を返すって言っても良いのかもしれませんが、まあ好意的に取れば消費者の事を考えるようになったのかもしれませんね?

ひと頃のコマーシャルは、買いたい物が有ったら借金してでも買いなさい、お金貸しますよって感じで、どうするアイフルだとか、たまにはババンっと、一人で出来た!などの今になっては、絶対に放映できないような内容が放送されていたのですが、現在では、そのお金どうしても必要ですか?って感じの借金する事を躊躇させるような内容になっていますよね?

私が思うにこれは消費者保護の観点も勿論ありますが、経営戦略上の意味合いも強いのではないかと思います。

いわゆるグレーンゾーン金利が撤廃されまして、高い金利で利益を上げる事が不可能になりましたし、景気の低迷、不況に突入した事によって、回収不能や不良債権が増加をしてきておりまして、さらに強引な取り立てや生命保険の強制加入の自粛など、ひと頃のように貸出残高の競争のように、貸出しをしておりますと、経営が悪化してしてきてしまうからなのでは無いでしょうか?

つまり、金利を法定利息内で強引な取り立ても行えないので有れば、与信審査をしっかりと行いまして、確実に回収できる人にだけ貸出しを行って、コンパクトな健全経営を目指しませんと、先行きが危ないって感じでは無いでしょうか?

この辺りは政治による規制効果が表れたなって素直に感じても良いと思いますが、次に行うべきはショッピングクレジット、分割払いなどの商品やサービスの販売とセットになった貸金業務ではないかと思います。

ショッピングクレジット、割賦販売はコマーシャルも一切行われませんし、商品やサービスを購入する段階で初めて、借金の申込書類が出てくるので有りまして、購入した本人は借金をした意識が非常に薄いので有りますね?

多重債務者になってしまった人の中の少なくない割合で、きっかけは高額商品の購入でカードローンやクレジットで支払いを行いまして、場合によってはその段階でクレジットカードの申し込みまで一緒になっておりまして、後で振り返ってみますと多重債務へのスタートラインに立っていたって事も少なくなのでは無いでしょうか?

話を元の商品者金融のテレビコマーシャルに戻しますと、規制、自粛によって放送内容や回数が減ってきていますが、ショッピングクレジットの類は、元々目立たない存在でも有ったために、以前と変わらない状態で売上も減ってはいないのでありますが、今後の多重債務問題、借金問題の発生を未然に防ぐ施策としては、ショッピングクレジットによる、安易な借金をどうやって減らしていくかを考える必要が有るのでは無いでしょうか?

某テレビショッピングでは金利・手数料無料の最大24回払いなんてのもやっておりますが、これも借金には変わりがないので有りますが、その意識を持っている人は少ないでしょうね?

規制を強化すれば巧妙になるって書けば言い過ぎでしょうか?