利息の引き直し計算方法

世の中、取られるお金は勝手に引き落とされますが、還付されるとか帰ってくるお金に関しては基本的に申請主義なので有りまして、今回のコラムでは金利を計算し直して、払いすぎた利息が返還される利息の引き直しについて考えてみたいと思います。

まず最初に書きました通り自分で引き直し計算を行って業者に対して払い過ぎた利息分の返還請求を出しませんとお金は返還されませんので、自分で計算をして返還額を算出する必要があります。

その為に過去の返済状況を把握する事がスタートラインになりますが、多くの人の場合は契約書をはじめ、過去の取引履歴を全て残している場合も少ないため、ここでお手上げになってしまう方も少なくないと思いますが、そんな時には計算書(取引経歴書)を借りている(いた)貸金業者から取り寄せる(請求する)必要があります。

聞く所によると、貸金業者の中には計算書(取引経歴書)=利息の引き直し=返還請求を考えて中々計算書(取引経歴書)を出さなかったり、内容を改ざんする業者まで存在するようですが、大手の場合はお客様相談室に相談するか、それが無い場合は監督官庁(金融庁)の苦情申立窓口に申し立てれば、出してくると思います。

さて計算書(取引経歴書)または過去の取引状態が把握できましたら、いよいよ払い過ぎの利息の計算になります、今では便利な利息引き直し計算用のソフトも出ているようですので、そちらを利用するのが簡単だと思いますが、引き直し計算方法を書いておこうと思います。

簡単に原理を分かって貰えるのは、法定金利内で返済が行われた場合の返済額と実際の返済額との差額を計算で算出して、算出された差額が返還請求額になります。

まず計算は取引が有った日から前回の取引までの日数(日割り)計算で行いますのでエクセルやフリーソフトなどを利用しないと手計算では非常に煩雑になりますので、計算方法の原理だけを頭に入れて下さい。

基本計算式 残金×適正利率×日数/365 =適正(上限)利息支払い分

日数には取引~取引の間の日数が入りますので月に一回の引き落としで有れば前回の引き落としから28日~31日が入る事になります。

的整理率には利息制限法による金利の上限で以下の金利になります。
元本10万円未満   :年利20%
10万以上100万円未満:年利18%
100万円以上    :年利15%

これを取引回数分計算を行う事になりますが、途中で遅延が有ったり追加融資を受けていますと相当煩雑になりますが、なにせ申請主義であるって事を頭に入れて頂きまして、丸一日かかっても、ちゃんと計算すれば、払い過ぎた利息分が返還される事例も非常に多い訳ですから、しっかり取り組む事をお勧めいたします。