債権の移動や譲渡の問題点

消費者金融の世界にも貸金法の影響だとか不況によって貸し出したお金の焦げ付きが増えたとか、経営環境が足下から大きく揺らいでいるようで、先日も商工ローンですが大手のSFCGが詐欺まがいの計画倒産のような破綻をしていますし、サラ金(消費者金融)のほうも淘汰の時代を迎えておりまして、廃業や合併などが急ピッチで進んでいるようですね。

でね撤退するも廃業するも同業者同士で合併するのもご自由にされればよいと思うのですが、その際に必ず出てくるのが債権の移動、つまり債務者の同意を得ずに勝手に第三者に対して借金の債権を売却して移動してしまうって行為なのでありまして、A社に申し込んで借金して約定通りに返済していたのに、ある日突然全く知らない債権者を名乗る企業から、あんたの借金はこっちに移動したからね、ちゃんと返済しなさいよって通知が来るので有りまして、これは何だか納得出来ないって思いの方も多いのでは無いでしょうか?

まぁ借金を申し込む契約段階で虫眼鏡でも使わないと読めないような小さい文字で債権の譲渡について書いてあるのでしょうが、債権が譲渡されて他社に移動するって事は個人情報も一緒について行くとしか考えられませんから、債権譲渡と同時に個人情報も売却されたと考えるのが妥当で、であればかなり問題が有るのでは無いでしょうか?

私は法律の専門家ではないので詳しい事は分かりませんが、法律とか規制を抜きにしましても貸金業の中にはいわいるブラック企業と呼ばれるような所が混ざっている訳ですから、如何に撤退するとか廃業するって理由で有っても、訳の分からない第三社に債権及び個人情報をセットで譲渡又は売却されたのでしたら、債務者としては寝耳に水の話ですしそーゆー事を勝手にするのでしたら債務残(借金の残りの金額)を半額位に値引いて欲しいって所では無いでしょうか?

そうでもしませんと計画倒産でもされて知らない間に債権だとか個人情報がどんどんブラック企業の手に渡るなんて事が考えられるので有りますから、何らかの規制が必要では無いでしょうかね?

追伸
SFCG の破綻に際しては債権の二重譲渡に始まりまして資産隠しや親族への資産譲渡など貸金業者にモラルを期待してはいけないって事がはっきりしたような気が致しますが、どうも日本は経済事件に対して追求の手が随分と手ぬるいような気がするので有りまして、この手の事件がまた出てくるのでは無いでしょうかね?