任意売却出来ない物件急増中?

不況になる前からいがいと住宅ローンの支払いが出来ない状態に陥る人はいらっしゃったと思いますが、土地の値段が右肩上がりの時代でしたら、住宅ローンの支払いをストップして任意売却によって家は失いますが、何とか最低限の生活を維持できた人も多かったのではないかと思いますが、どうも不況と同時に一部の都市部を除いて土地や住宅価格が下落基調になりますと、売却したくても値段が付かないとか査定価格はゼロですとか、建物を取り壊して土地だけにすれば値段が付くけど、撤去費用を考えると無理だとか一体何を考えて担保査定をしたのか文句を言いたくなるような状況になってしまう事も少なく無いのですよね。

でまぁ住宅ローンが払えなくなって連帯保証人も迷惑かける親族も誰もいなければ、債務者としては開き直ってしまうって手も取れるのですが、しっかり連帯保証人を確保されていたり致しますと、任意売却で処分も出来ないしかといって支払いをストップすると連帯保証人になってくれた人に迷惑をかけるって事で、身動きが取れなくてサラ金などの高金利の借金に手を染めてしまったりよろしくない方向に走ってしまう人も少なく無いのでは無いでしょうか?

まぁそんな事を書いていましたら先ほどのニュースで日本の自殺者の数が11年連続で3万人を超えていて、確か自殺理由の第一位は経済苦だったと思いますから、その中の何割かは住宅ローンの返済に行き詰まった事が発端になったのでは無いでしょうかね?

※年間に3万人を超えるって事は単純計算で1日約100人でありまして、交通事故による死者が確かとっくの昔に1万人を割り込んで、年々減少している事を考えますとこれは異常事態ですよね。

さて、話を任意売却と売却出来ない物件急増中に戻しますと、今後の日本はもう少し貸し手責任と言いますか銀行など住宅ローンを貸し出す側の担保査定能力や査定結果について責任を持たすべきなのでありまして、そうでないと自殺者はもっとこれから増えるでしょうし、そもそも基本的に住宅ローンは総額の80%以下で組むって安全策が何の意味も持たなくなってしまいますからね。

ですから、住宅ローンを貸し出す際にはちゃんと担保査定を厳格に行うように徹底させまして、もし仮に住宅ローンの支払いが難しい又は払えなくなったら、自宅を手放せば後は借金が残らないアメリカのノンリコースローンのような形態を定着させないと駄目なのでは無いでしょうかね?