自己破産と資産隠し

クレジットカードの普及が一役も二役も買っていると思いますが兎に角、自己破産者が急増しているわけですがお金は人の心を鬼にしたりするのでありまして、自己破産すると決意した人が考えるのはその後の生活って事になりまして、いかにして残り僅かな資産を隠して残しておこうと考える人も多いのではないでしょうか?

ただ債権者にとっては借りた金を返さないで自己破産でチャラにして、でもってちゃっかり資産をどこかに隠しておくなんて事は許しがたい行為なので有りまして、この辺りは貸し手責任を云々するのであれば、借りて責任の追及も必要になてくるのでは無いでしょうか?

まぁお金には人格も有りませんし、現金の形でしたら何の履歴も出所も書いて有りませんから、当面の生活費プラスアルファを遠い親戚に預けるとか、床下に穴を掘って土の中に深く埋めておくとか、現金の形でしたらある意味では資産隠しのヤリ放題なので有りますから、別に資産隠しの方法に頭を悩ませる事も無いのですが、大概後になってバレるのは土地建物などの不動産資産とか有価証券の類なんですよね。

計画的な人、または現状のまま時が流れると将来は自己破産すると予測出来た人の中には、例えば不動産資産を親族に名義変更してしまうとか、有価証券の類を売却してしまって売却で得た現金資産を隠してしまうとか、まぁ将来の不安を考えますと行動は分からなくはないのですけど、人の道に外れるような事は後で必ず自分に戻ってくると思うのですけどね?

思うに確か自己破産時にも今後の生活に最低限必要な現金資産を持っていることは許されていましたし、それよりも破産後の生活の収入の糧を確保した方が良いような気もしますが、やっぱりお金で苦労した人は、少しでも資産を残そうって考えるのでしょうね。

追伸

たぶん住宅ローンを払えなくなって自己破産を考える人は資産隠しもできないし、困ってしまう人が多いのではないでしょうか?

なにせローンを支払っている住居は間違いなく金融機関に担保に取られていますから隠しようがないですし、住宅ローンを支払うためにめぼしい資産も現金もすっかり支払いに消えて、いよいよ切羽詰った状態になって破産の道を選ぶ人もいらっしゃるのではないでしょうか?

せっかく頑張って手に入れたと思った住居が幸福どころか、自己破産の引き金を引いてしまった事になりますから、なんとも悲しい話です。