暗記のコツと方法

悲しい事に日本の受験勉強は学力や理解力よりも暗記力が試される面が否めないのですが、そんな事を嘆いていても始まりませんし、理解する為には基本的な部分は覚えておかないとお話になりませんので、暗記はどうしても必要になりますし、短い時間で素早く暗記が出来ればそれに超した事は有りませんので、今回のコラムでは私なりの暗記のコツや方法に付いて書いて見ようと思います。

まず暗記に必要なのは言わずと知れた集中力が大切なので有りますから、少なくとも勉強机の周りとか暗記しようとする場所の目の付くところ、手の届く範囲には漫画・ゲーム・お菓子、その他気の散るものは排除しておかなければなりませんね。

さて身の回りの気が散る要因を排除しましたらいよいよ暗記の方法ですが、ネット上とか受験産業では様々な暗記法ですとか怪しげな暗記マニュアルが販売されて居ますが、そーゆー物に手を出して容易に暗記できる物では有りませんので基本に忠実に行きます。

■脳みその出先機関であります目・耳・口・手をフルに活用する事。

記憶のコツや方法を知るには記憶の仕組みを理解する必要が有りますよね。

記憶するって事は脳みそに情報を書き込むって事ですが、人間の脳みそに直接キーボードで記憶したい項目を書き込む事は出来ませんので、出先機関に依頼する事になりますが、脳みその出先機関の中で、特に受験勉強に関係する記憶を取り扱っている部署は、目と耳と口と手になります。

ですから黙読で目で追うだけですと、目からだけの情報ですから目を担当する担当者はあなたの分身ですから、まあいい加減にか働かないので有りまして、目で記憶したい公式とか英単語とか歴史の年表を追いながら、口で復唱する(音読する形になります)、そして同時に手で鉛筆を握って書いて、それを耳で聞く形がベストな記憶の方法になります。

こうしますと、脳みそには目から、手の神経から、口の筋肉の神経から、耳の聴覚からと言った形で四人の部門担当者から、暗記したい内容の書き込み依頼が入ってくる形になりますね。

こうしますと黙読だけで記憶しようとするよりも倍の記憶効果が出ると私が言っています。

■繰り返す事

聞くところによると忘れるって事は人間が生きていく上で必要な能力なのだそうで、全ての事を覚えていたら心が壊れてしまってとても生きていけないそうですが、受験勉強でその能力が発揮されては困ってしまいますよね。

記憶するって事はアスファルトの道路に石ころで傷を付けて文字を書くような物だと考えますと、繰り返しなぞっておきませんと、人が歩いたり雨が降ったりして徐々に薄くなって消えてしまうのでして、完全に覚える(溝が出来るまで)繰り返す事が必要です。

なお、記憶容量は絶対に使い切れないほど有るそうですので、安心して下さいね。

では皆さんの受験の成功をお祈り申し上げます。