受験産業考

一時期の過当状態とも異常な過熱状態とも言える受験競争からなだらかに、子供の数が減り受験に対する考え方が変わって、伸びる一方だったお受験産業界も一定のパイを食い合う状態になってきたようで、これから業界の淘汰が始まるのか微妙な状態になってきましたよね。

更に受験産業界にとって頭の痛い問題としては、社会経済の構造が大きく変化してきまして簡単に書きますと中流家庭がどんどん姿を消して、一部の上流家庭とその他大多数の中流未満の家庭ばかりになって来つつ有りますね。

兎に角、今の日本の現状は子供の数は減る、中流家庭は減る、社会の治安は悪化の一途で夜遅くまで塾や予備校で勉強するのも不安になってしまうって感じの何十苦もの困難が受験産業を取り巻いているので有りまして、子供を持つ家庭にとっては複雑な心境になってしまうのでは無いでしょうか?

ついでに受験産業に対する私の意見を書いておこうと思いますが、今までは市場の拡大ですとか毎年新たにお客(子供)が入ってくる市場に胡座をかいてしまって、つまらないキャラクターに頼った学習ソフトですとか、できの悪い大学生を即席の家庭教師や塾の講師にして営利主義に極端に走る例なども有りましたから、受験産業を取り巻く市場が縮小するのを良い機会にして、粗悪な業者の淘汰を望みたいですね。

それと私の想像するに予備校や学習塾の類は中小零細の淘汰が進むと予測しているのでありまして、学校で使っている教科書をなぞる程度の塾でしたら別ですが、独自の効果的に学習できるカリキュラムの作成ですとか、塾講師のレベルアップですとか、知名度を上げる為の広告宣伝費ですとか、有名大学合格実績数の発表ですとか講師に対する教育ですとか、様々な面でスケールメリットを生かせる大手の塾や予備校が生き残るのには有利になるような気がするので有りますね。

ただまあ今の日本はどの国も体験した事が無い急速な少子高齢化で老人国家にまっしぐらに突き進んで居るのは間違いない事でして、必然的に学校のほうも生徒集めに苦労する位になるのは容易に予想できますので、果たしてどれだけの学習塾が生き残るのかは、少し暗い話になってしまいますね。

そもそも昔からそうですけど、小学校と中学校位までなら塾に行かなくても、ちゃんと自宅で予習復習をやりまして、出された宿題を全て提出していれば成績上位は難しくないので有りまして、単に家に帰って勉強しないで遊んでいるから成績が上がらないだけなのですよね。