受験勉強と速読術

確かテレビでの放映がきっかけだと思いますが日本に速読術の大ブームがわき上がりまして、暫くなりを潜めていたと思ったら最近になって、リバイバルブームの兆しが見えているようですね。

私もその昔、初めて日本に速読術のブームが起きた頃のテレビを見ていましたが、朧気な記憶ですが分厚い本をパラリ、パラリとめくるだけで本の内容が全て頭の中に記憶されたような感じだったのですが、果たしてあれは真実だったのでしょうか?

人に聞いた話と調べた限りで書き進めようと思いますが、何でも速読術にも流派が幾つかあるそうで、訓練方法や理論が違うのだそうですが、大雑把に分類しますとまるで写真のように内容を映像として記憶しようってする速読術と、脳の働きとか目の動きを訓練して読書するスピードを上げていく方法が有るそうなのですが、基本的に記憶力が試される分野においては有効のような気がするのですが、それ以外はどうも速読術の訓練の時間をとるだけ時間の無駄のような気がしますね、個人的には。

その私自身が速読術を完全に理解していないからなのかもしれませんが、暗記するって事と理解(把握)するって事は別物だと思うので有りまして、英単語を記憶したり年表を覚えたり数学の数式を覚えるレベルなら有効だと思いますが、内容を理解するって所までを考えますと、速読術だけでは難しいような気がするのですよね。

それから人間は覚えた事を徐々に忘れていくって能力を誰もが兼ね備えているそうですが、例えば時間をかけて何度も反復や復唱などを行って記憶して理解した内容と、速読術で記憶した内容なら、やっぱり素早く覚えた内容は、同じように素早く銀河の彼方に飛び去ってしまうような気がするのですが、その辺りはどうなのでしょうかね?

追伸
私の個人的な事ですが、私はとても本を読むのが早く、速読術ほどではありませんが普通の人の2倍位のスピードで本が読めるのですが、どうも内容が完全に頭に入っていないらしくて、一度読んだ本を半年位して、また初めて読む本として読み進めていきまして、半分位読んでから初めて昔一度読んだって気が付く事も珍しく無いのですよね。

これをもって速読術で記憶した事は直ぐに忘れてしまうって事にはならない訳で、単に私が忘れっぽいってだけなのかも知れませんが、やっぱり瞬間的に記憶した内容と、時間をかけて記憶した内容とでは、やっぱり記憶を保持している時間が全然違うのでは無いでしょうかね?