偏差値教育とは

誰が考え出したのか知りませんが、偏差値なんて便利な指標が受験生の羅針盤になっているのでありまして、中々偏差値は奥が深くて面白いですよね。

※偏差値とは噛み砕いて書いてしまいますと、平均点をとると偏差値は50になりまして、そこから自分が偏差値によって平均よりも上なのか下なのかを知る指標ですし、高校受験などでも合格ラインの表示は偏差値で表しています。

まず偏差値の面白いところは、例えテスト(試験)で0点とか5点とか考えられないような点数を取りましても、これが偏差値での表示になりますと偏差値32とか何だか一応点数が付くので有りまして、ある意味学力がどーしよーもない生徒の安全弁と言いますか、0点を隠してくれるような部分が有ったような気が致します。

逆にですね、テスト(試験で)100点を取っても偏差値100にはならないので有りまして、せいぜい偏差値64とかその程度の数字しか出てこないので有りまして、幾ら良い点を出しましても偏差値100は絶対に出てこないので有りますね。

と言う事は、偏差値は勉強の全然出来ない子供に対しては偏差値が現実から少し目を逸らす役割を担っていたと思いますし、勉強の出来る成績の良い子供に関しては、100点取ってそれ以上上が狙えないって状態から、決して100まで到達しない偏差値が、やる気の維持のお手伝いをしていたのでは無いでしょうかね?

で確か偏差値が導入されまして偏差値教育の弊害がどうのこーのといった議論が有ったような気も致しますが、そんな議論はもっぱら暇なPTAのお母さんやお父さんですとか、教え子の学力が白日の下にさらけ出されるのを嫌った教育関係者だけだったような気がするので有りまして、とうの子供たちは特に何の異論もなかったと思いますね。

追伸
社会に出ますと今度は点数が付けられない数値化できない事柄や問題が山ほど出てきて、解決に頭をひねる事になるのですが、どうも偏差値教育の影響なのかそれとも関係がないのか、何でもかんでも数値化しようって考える経営者とか経営コンサルタントが増えているように感じるのですよね。

まあ別に何でも数値化しようとするのは当人たちの勝手ですし、自由なのですがどう考えても数値化できないような事柄まで、頭をひねって数値化しようと時間をかけている人々を見ますと、この方たちは数字と言ったデジタルの情報しか理解できないのかなって少し心配になってしまいますね。