学習塾の合格実績

受験生を持つ親が学習塾を選ぶ際に、比較検討する材料の一つに過去の合格実績って奴がありまして、その為、学習塾や予備校では毎年の大学別の合格実績や有名中学受験などでは第一志望の合格率を発表しているので有りまして、中には塾側が合格実績を意識しすぎまして、頭のよい子に複数の学校を受験料を肩代わりしてまで受験させまして、合格者数を水増ししていた事が発覚した事例まで有りましたね。

まあ学習塾を比較検討する要素として合格実績にウェイトは高いと思いますし、これによって入所する生徒の数が左右されまして、売り上げが大きく変わってくるのでしたら、学習塾としても何とかして見かけ上だけでも合格者数の発表をよりよく見せたいのでしょうね?

ただこの合格実績の発表については、学習塾業界として統一された基準が決まって居ないようなのでして、ですから一人の受験生が複数の学校に受験して合格した際に、合格した学校全てが実績として出てしまうので有りますから、極端な話ですが生徒が10人いて、その中の一人の生徒だけが成績が良くて5つの有名大学とか有名中学に合格致しまして、残りの9人の生徒は志望校に全て落ちてしまったとしても、合格実績としては5つの大学ですとか有名中学の名前を出す事が出来ますし、ほんの少し(意図的に)合格率の計算をする際の分母と分子の設定を間違えましたら、志望校への合格率は50%になってしまうのですよね。(実際には志望校への合格率10%でしかないのですが)

しかしまあ、これからの日本は間違いなく少子化の方向へ進んでいるのでありまして、それに対応するかのように学校のほうも、単に総合的に偏差値が高いってだけが特色の学校から、より個性を強く打ち出していく方向が見えるので有りまして、例えば英語教育に力を入れているとか、偏差値よりも人間性の向上に着目して教育をしていくとか、子供の数が減ってくるとやはりそれに対応して、学校も変わってくると思いますね。

そうなってきますと、学習塾のほうも単に偏差値や合格実績だけで図れなくなってくるのでありまして、まあ少子化によって学習塾業界は大幅な縮小と淘汰が進むと思いますが、逆に小規模でも個性的な学習塾が生き残るチャンスも大きくなって来るのでは無いでしょうか?

追伸
まさか偏差値50にも届かないような子供緒持つ親が、学習塾の発表する有名大学の合格実績を見て、自分の子供も合格できるような錯覚を起こしたりしないと思いますが、最高の効果を期待するのが親心ですよね。