受験産業の将来

少子化の影響で子供の数は右肩下がりで減っていく事が確実とは言えないまでも、かなり可能性が高いわけですが、今回のコラムでは受験産業の将来について頼まれた訳でもないのに勝手に考えて見たいと思います。

さて受験産業が隆盛を極めて受験生が睡眠時間を削って一流大学だの有名高校だの名門中学を目指していた頃は、名門と言われる大学に入学してさえしまえば、卒業時に就職先は売り手市場的に選択が出来たので、卒業後の就職の事とか人生設計なんてのは一切考えないで、とにかく少しでも有名な大学に入学してしまえば OKみたいな所がありましたし、有名じゃなくても一応は4年生の大学を卒業してしまえば、まぁそれなりの企業に正社員として入社できて人並みの生活を確保出来る公算が強かったと思いますが、どうも最近になってその図式は崩壊を始めているような気が致しますね。

つまりその大学さえ卒業してしまえば、まぁ何とかなるでしょうなんてものは幻想に近くなって居るので有りまして、そうなってきますと私の想像として大学としても生徒集めに苦労しているし、これからも子供の数は減少して行く訳ですから、専門分野にかなり的を絞った専門教育をする大学が増えて来るのでは無いでしょうかね?

だってあの大学を卒業しても就職浪人が結構多いみたいだからなんて噂が出てしまうと、更に生徒が集まらなくなってしまいますので、生徒集めに苦労しないように色々考えるのでは無いでしょうかね?

で、本題の受験産業の将来って事に話を戻してみますと、もしかしたら特定の大学受験に特化した学習塾とか予備校ってのが出てくるかもしれないですよね。

まぁ大学受験とか高校受験の選抜の内容や要素が変わった場合の話では有りますけど大学や高校が独自性とか専門分野に特化する方向に進んでいくとすれば、受験産業のほうも何らかの対応をしていきませんと、生徒が集まらなくて倒産しちゃったりする訳なので有りまして、今までのように甘くはないのでは無いでしょうかね?

追伸
思い起こせば受験戦争なんて言われて競争は激しかったし、何だか追い立てられるような昭和の時代でしたが経済も人口も右肩上がりで拡大していて、頑張れば何とかなるって言い切れた時代で、もしかしたら歴史上一番良かった時代なのかもしれないですよね。

なにせ今は経済も人口も右肩下がりで当時と全く逆の状態で、それでいて競争が緩くなる訳でも無いって何だか困った状態なのですよね。