受験勉強と家族の協力

蛍の光窓の雪、螢雪時代なる受験生向け雑誌もなくなってしまって、電気代が勿体無いので蛍の光と窓の外の雪に反射する雪あかりで受験勉強に勤しんだなんて話は古き良き遠い過去の記憶の中に埋もれていってしまいましたが、一般的には家庭環境と学歴には関連性が有ると考えられていまして、今回のコラムではそんな事について書いてみようと思います。

さて受験生がいる家庭ではお父さんの書斎も夫婦の寝室も無くても勉強部屋を確保するなんて事は良く有るようですし、子どもが受験勉強中はテレビの音も絞って受験勉強の邪魔にならないように潜めているとか、学習塾に通わせるために生活費を切り詰めるとか、毎晩夜食を用意してあげるとか献身的な協力の元に受験が成立している家庭も少なくないと思います。

まぁ受験生を特別扱いするのも家族の生活を犠牲にするのもあくまで両親の考え方次第なのでは有りますが、あまりに過保護な状態では問題があると思いますし社会人になって働くようになりましたら、うるさい上司の目が光っていて同僚が話しかけてきて、電話が途中ではいってきて考えを遮るなんて事が日常的なのですから、私に言わせればテレビの音声が気になって勉強出来ないのでしたらそれは集中出来ていない証拠だと思いますし、個室が必要だなんて甘ったれているんじゃ無いって言いたいですね。

ですから私が思うには受験生に対する協力は最低限出来る事をやってあげれば良い話で、余りに負担が大きかったり無理が生じるような協力はよろしくないと思いますし、経済的に余裕が無いとか理由であればちゃんと子供に現状を理解させて、受験生は特別な存在ではないって事を分からせるべきでしょうね?

ただそこで、経済的な理由で個室の勉強部屋を与えられないとか、学習塾に通わせることが出来ないとかいった事を理解させる上で、だから今は受験勉強に頑張って良い大学に進学してその先、たくさん給料が貰える会社に入社するなり学者になって、豊かな生活が出来る事を目指しなさいって方向に持っていかないといけませんけどね。

そう致しませんと俗に言われる貧乏の連鎖ってやつで、親の経済状況が豊かでないと子供に満足な教育を受けさせてやる事が出来なくて、次の世代も貧乏になるって事が現実に起きてしまいますからね。

ただやる気さえあれば奨学金制度も有りますし、道は開けるのでありましてその根本は家族の協力よりも本人の努力と意識の持ち方次第だと思うのですよね。