学力と遺伝

人類の祖先なんてのは元を辿れば一緒なのですからうちの子の頭が悪いのは遺伝のせいだなんて言っていたら単なる気休めかいなってしまうかもしれないと思いませんか?

私の昔勤めていた会社の社長が良いことを言っていまして、人の能力はみんな一緒で種類が違うだけなんだそうです。

だから頭の悪い子は特定のモノサシで測れば出てくるけど、本当はいないって事なのだそうです。

そりゃ数学とか国語とか特定の科目だけを取り上げて、テストの点数だけを比べたら頭の悪い子と出来の良い子の違いがはっきり出るでしょうけど、違う尺度で考えれば逆転する場合も有りますからね?

それにね、確か昔聞いた話では人は一生で脳味噌の数パーセントしか使わないで終わってしまうのだそうですから、仮に遺伝によって頭の悪い子がいたとしても訓練や勉強次第で何とでもなるんじゃないでしょうか?

だって持って生まれた頭脳をフル活用した状態で頭が良いとか悪いとかを判断しているんじゃなくて、たぶん1%程度の頭脳で優劣が出ちゃっているわけですから、めいっぱい使っていて差が出るんでしたらもう追いつきようが無いですけど、相当余裕がある状態ですからね。

それからですね、これは一般的に良く言われている事だと思いますが生まれてから幼稚園に上がるくらいまでの育て方で違ってくるってね。

確か子ども時分に本を沢山読み聞かせしたり、自分で読ませたりすると頭の良い子に育って反対にテレビばかり熱中させちゃうと頭の悪い子が出来上がるってね。

私もこの節は確かに正解だと思うのでありまして、仮に遺伝の影響が学力に出てきたとしても誤差の範囲と言いますか、小数点以下の話だと思うんですよ。

よくスポーツ選手の子供が親と同じ道を歩むとか、歌手の子供がやっぱり何年かして歌手デビューするなんて事がよくありまして、これと遺伝とを結びつけて考えちゃう人が少なくないのではと思いますけど、あれって遺伝じゃなくて生まれた時からの家庭内の環境の影響が大きいのでは無いでしょうかね?

ただ残念なことにどうも育て方が間違っていてうちの子は頭が悪い子って気が付くのが小学校に上がって3年生になったくらいの話で、仕方が無いのでこれは遺伝だからしょーがないって自分を納得させるなんて事は無いでしょうかね?

そんなわけでそもそも遺伝による子どもの学力の差なんてものは一部の人が言っているだけで、なにか具体的に実験をして統計が公表されているわけでもありませんから、そんな事を気にしている時間が有るんだったら机に向かって漢字の一つでも覚えさせた方が良いと思いますよ。