倒産回避の方法

そろそろ私の経営する零細企業も創立十周年を過ぎようとしていますが、その間にはとても景気の良い時期があったり、逆に運転資金が枯渇してしまって倒産の一歩手前までと言いますか、0.1歩手前まで行って戻ってきたりと、紆余曲折、波瀾万丈、森羅万象と色々有ったのですが今回のコラムでは改めて倒産回避の方法に付いて書いて見ようと思います。

で、従業員が数百人単位の大企業はテクニカルな部分が倒産回避に最も重要だと思うのですが、零細企業とか中小企業に限った話では先ず一番大切なのは、経営者の気力とか絶対に会社を潰さない(倒産させない)って強い意志だと思いますね。

つまり経営者の気力が萎えてしまったらもうアウトですし、楽観的に書いてしまいますと経営者が鉄の意志で会社を存続させようと全身全霊をかけて適切な手を打てば、そう簡単には倒産しないと思うのですが、実際の所では苦し経営を続けているよりもさっさと降参(倒産)してしまって、リセット状態にしてしまったほうが、楽なので無理して存続させないって場合にほうが多いのでは無いかと思いますね。

逆の書き方をしますと、素早く会社を清算してしまったほうが楽なのに、無理を続けて営業を継続している場合も有るかと思いますが、その場合は従業員を路頭に迷わせたくないとか、第三者に連帯保証人になって貰っていて、倒産させてしまうと連帯保証人に多大な迷惑をかけてしまうので絶対に倒産できないなど、経営者の気持ち次第で消極的理由にしても倒産が避けられているって事例も多いと思いますね。

でまあ、経営者が絶対に倒産させないと固く決意したら、後は先手必勝って事が一番当てはまるのだと思いますが、支払いが遅延しそうな支払先には先にこちらから出向いて協力を仰ぐとか、例えぎりぎり頑張れば支払いが可能であってもリスケ交渉をして、資金に余裕を持たせるとか、時には非情になって従業員の給料をカットするとか、腹をくくって即行動を起こせば打てる手は以外と沢山有るのですよね。

追伸
間違えないで頂きたいのは倒産=絶対にしてはいけない事では無いと思いませんか?
負債が更に増えるとか借金が嵩むだけとか迷惑の範囲が広がる可能性が高いので有れば、さっさと撤退するのも正しい選択なのでありますが、実際の所は業務を拡張するよりも綺麗に撤退して場合によっては企業を精算するほうがずっと難しいのですよね。

※倒産コンサルタントとかは余り聞きませんし、経営学でも倒産の実務に関しては余り教えませんからね。