経営者の経営責任について考える

経営の場合、完全に白黒はっきり出る事も有りますが実際の所、どこまでが経営者の責任で何処までが外部要因で経営者に責任がないのかどうか線引きがはっきりしないのでありますから、経営責任といっても中々はっきり判断が付きませんし、経営者が責任を取ったっていっても実際には、どう責任を取ったのかよく分からない場合も少なく無いのでは無いでしょうか?

まあ個人的に思うのは、創業社長ほどその傾向が強いのだと思いますが、自信過剰気味で溢れる自信とバイタリティで全権掌握して社員を引っ張っていくワンマン社長タイプが会社の規模が小さくなるほど強くなって行くので有りまして、株式を公開するなり外部の監視の目がない企業では経営者の経営責任ってのは、結構存在しなかったりするのではないでしょうかね?

一応念のために書いておきますと、経営者の責任とは雇用を守り株主の利益を損ねない事ですが、実際の所は生身の人間で感情ですとか自己保身の気持ちが有りますから、我が身の利益を第一に考える経営者が過半数だと思って居たほうが良いのでは無いでしょうか?

まあ世界を代表する経団連辺りに入っている企業さえも2009年の大不況では、今までの内部留保もすっかり忘れて、我先に非正規社員の削減から始まって正社員の削減整理に走り出したのでありまして、人員削減を回避する為の施策を一切やらないでの人員削減ですから、まあ株主から批判されないように自己保身に素早く走ったって事が言えるのでは無いでしょうかね?

ですから、経営者が経営者責任を最優先に考えて行動するかどうかは、はっきり言って難しいと考えたほうが良いと思うので有りまして、特に経営者自身の生活と経営者責任を天秤にかけてどちらを選ぶ経営者が多いのかを想像しますと、なかなかどちらが多いのか難しい微妙な所なのでは無いでしょうかね?

まあ経営者って言ってもピンからキリまでですし、特に何か資格試験があるわけでもなく、意志さえあれば一人でだって起業して経営者になれちゃうわけですから、モラルの足りない経営者が多数存在するのは仕方が無い事かもしれないですよね。

追伸
経営者が株主を目の前にした時の経営者責任と従業員を前のした時のそれでは、時に経営者責任を果たす為に取る行動が正反対になってしまうので有りますが、その辺りの解決策が見つかる事は永遠に来ないように思うので有りますね。

ただ従業員にも株主にも両方に対して経営者の責任を果たさない経営者が多数居るのも確かでしょうね。