突然の解雇対策

朝起きて普通に支度をして何時も通りに出社して働こうとしたところ、社員が広間に集められて、又は一人だけ応接室に呼ばれまして、”明日から来なくて良いよ”とかもう給料が払えなくなりましたので解雇とさせて頂きますなんて、突然の解雇が随分と日本中に増えているようでありまして、今回のコラムではそんな事について書いて見ようと思います。

まずこの突然の解雇が横行する背景についてはかなり各所で書かれています通り、長い期間をかけて経営者(資本家)が労働者の牙を抜く事に成功した成果そのものなのでありまして、正社員の比率をどんどん下げて非正社員で仕事をこなせるようにしていますから、当然の事ながら労働組合の組織率は下がりまして、いわば経営者のやり放題・・と書けば言い過ぎなのかもしれませんが、どう考えても労働者と経営陣の力関係は明らかに労働者側が下がって居るのが現状ですよね。

それと経営者のほうも土地バブルが弾けて一斉に不況に陥った事の記憶がまだ新しいですから、のど元過ぎてないって事で素早く手を打とうって事で、素早い突然の解雇に繋がっているのではないでしょうかね?

では労働者側として突然の解雇に備えて?どういった対策を取る必要が有るのかって事について私の考えを書きますと、まあ普通に書きますと正社員も非正規社員も労働組合に加盟しておきましょうって事になるのかもしれませんが、ユニオンシップ制の全員強制加入の労働組合は多くの場合は経営者の言いなりですし、労働組合が無い職場においては組合を作ろうとすると逆に経営者に疎まれますし、それを理由に解雇されかねませんので、先ずは職場での仲間と人間関係を良好に保ってコミュニケーションを取っておくって事から始める必要が有ると思うのですよね。

ただまあ職場の労働者で団結って言っても色々な考え方の人間は居ますし、そもそも今の労働者はあなたを含めてすっかり牙を抜かれて爪も切られていますので、いま突然の解雇通知を受けてから集まっても無力の場合が多いようですし、誰かがリーダーになって引っ張らないと烏合の衆で終わってしまうのですよね。

それと消極的な対策としては、社外の人脈を広げておく事と貯金をしっかりしておく事、他でも使える人間になるように努力しておく事って感じでしょうかね?

追伸
実は私自身が経営者なのですが正直に書きますと、使えない社員は即刻クビに出来る仕組みが欲しいと思っていますし、景気が悪くなって赤字経営になりそうになったら人員整理が素早くできて人件費を削減したいと思っているので有りまして、多くの経営者がこんな考えを心の底で思って居るので有りますから、労働者も心してかかる必要が有ると思うのですよね。