マンション建て替えの問題

日本に本格的なマンションや大規模集合住宅の建築ブームが到来してから40年が過ぎようとしていますが、このマンションって奴は馬鹿でかい建物に、見ず知らずの人々がたまたま一つ屋根の下に暮らす事になったので有りまして、世代も職業も価値観も違う人々が集まっているわけですから、マンションの立て替えになりますと、もう簡単に多数決で決まるような話では無いので有りまして、この辺りが限界集落ならぬ崩壊マンションの問題になっているのでは無いでしょうかね?

つまりその、マンションの寿命はせいぜい40年位で少なくとも大規模な改修を行う必要が有るのですが、その場合には少なくとも数百万円単位のお金が必要になって来るので有りまして、中には定年退職してしまって、収入が殆ど無いとか年老いて老い先短いなんて住民も少なく無い・・と言うよりも働き盛りの頃に新築でマンションを購入してマンションの老朽化が進んだ頃には入居者も同じく、高齢化が進んでいる事が全然普通なのですから、中々簡単には解決しない問題なのですよね。

そう考えますと全国的に中古マンションの価格が下落しているのも納得できてしまうので有りまして、築15年とか20年のマンションを購入したとしたら、遅くとも20年後には立て替えとか大規模改修の問題が持ち上がってくるのでありまして、しかも自分の意志だけでは解決無い事態になってしまう事も少なく無いのですから、そーゆーリスクも含めて現在の中古マンションの価格が妥当かどうかを判断する必要が有りますよね。

※厳しい事を書いてしまいますと耐震偽装ですとか手抜き工事で建設されたマンションは無いとは言い切れないので有りまして、あのヒューザーと姉歯一級建築士が絡んだ、耐震偽装マンションはたまたま、内部リークがあって発覚しましたが、リークがなければ分からないままだったと思いますね、そう思いませんか?

あと気になったので少し調べてみましたが、立て替えとか大規模改修の必要に迫られた場合に、どーしても諸事情によって賛成しない、又は賛成できない住民が出てきてしまった場合の対応ですが、法令では住民の80%が賛成して賛成した住民が反対している住民の住宅を時価で買い取れる事になっているそうですが、買い取りの資金ですとかその後の反対住民の住居の問題などの諸事情が御座いまして、実際の運用上では100%住民の賛成と協力がないと、立て替えですとか大規模改修が出来ないそうですが、空き家になっていて持ち主に連絡が取れないとか、管理費の滞納が積み上がっている場合ですとか、もう解決できないまま静かに朽ちていくマンションも有るそうですね。