投資用マンション考

一時期と比べて最近はすっかり投資用マンションブームは過ぎ去ってしまったような感じがしていますが、今回のコラムでは下火になってきたような投資用マンションについて書いて見ようと思います。

さてマンションと言えば姉歯一級建築士による耐震強度偽装事件が記憶に新しいのですが、国によってマンションの建築基準や一定以上の品質が確保されていたと思ったのは実は幻想で、確認申請や検査機関が抜け穴だらけだったり、実際の所は書類上の審査がメインで結局は施工業者のモラルに頼らざるを得ないって事が、かなり露呈してしまいましたし、世界同時不況も相まって少子化が進む現代では、投資用マンションが本来の投資目的の達成は難しい時代になってきたのではないでしょうかね?

まあそもそも私に言わせれば、土地価格の上昇は有ったにせよマンション販売及び建築業者がマンションの販売実績を伸ばす為に、ワンルールマンションを販売して、購入者は購入したマンションに自分で住むことなく、他人に賃貸致しまして賃貸収入で住宅ローンを返済しつつ資産形成をしてしまうってかなり虫の良い計画が多かったように感じますし、そもそもマンションを賃貸で他人に貸すと言っても、必ず入居者が確保出来るとも限りませんし、途中で退出してしまう場合だって少なく無いですし、家賃の滞納などのリスクも必ずあるわけですから、どtらかというとハイリスクは間違いなくて、運が良ければハイリターンって世界だったのだと思いますね。

なにせどうも聞くところによりますと、マンションの買い取り業者へは、バブル期に購入したマンションが大幅に値引きされて販売されて居たりする事が地域によっては結構有るそうで、上手に資産運用が出来て、さらに価格が上昇したら高値で転売するって夢から現実を前に目が覚めた投資家の方も少なく無かったかもしれないですよね。

まあ私が想像するに、今後のマンション市場は今までのように、土地を確保して建物を建てて分譲するって事から、築年数が嵩んで老朽化したマンションを如何に上手に再利用するかとか、建てかえするかなどの市場が大きくなって来るのでは無いでしょうかね?

追伸
2008年から2009年にかけまして噂によりますと、かなりの投資用マンション関連の企業が倒産するって話ですが実際の所は2009年が終わってみないと分かりませんが、まあ少子化で人口が減っていくわけですから、まんざら噂だけでは無いのでしょうね?