天地無用の意味とは?

引っ越しですとか段ボールなどに壊れ物などを入れて送る際に、壊れ物のシールの他に”天地無用”ってシールを貼ったり致しますが、ご存じの通り天地無用とは上下逆さまにすると壊れたり中身が漏れたりするので、逆さまにしてはいけませんよって意味なのですが、どうも日本語は難しいと言いますか一寸した勘違いで逆の意味に取ってしまう言葉が、たまにあるのでありまして天地無用にしても、なんだか分かり難い表現で、天も地も深く考えないでどっちが上でも下でも構いませんよって感じに受け取ってしまいそうな表現ですよね。

まあご意見無用なんてのは、俺に意見しても無駄だから何も言うんじゃないよって事ですし、心配ご無用ってのも何も心配はいらないので心配するなって意味ですし、問答無用ってのも良いわけも何も無しって事ですから、天地無用も・・・天地を逆さまにするなって取れなくもないのですが、やっぱり紛らわしいですよね。

ですから引っ越し業者に引っ越しを頼む時に梱包を自分で行って、これは逆さまにしないでねって事で天地無用って書いておいて、アルバイトの引っ越し手伝いの人に、間違って荷物を逆さまにされてしまいましても、それは天地無用なんて紛らわしい既述をしたほうが悪いって思うべきなのでありまして、正しくは天地無用の他にも逆さまにするなとか、転倒厳禁とか書いておきませんと、どんな人が引っ越し荷物を運ぶか分かりませんからね。

ついでに批判を承知で書いておきますとこの手の意味を取り違いやすい言葉をことさら取り上げて、あら探しみたいな事をやるのが好きな人が存在しますが、やんわりこっそり指摘するのは良いですが鬼の首を取ったように指摘する人は、人間性と性格に問題が有るのでは無いでしょうかね?

あと聞くところによりますと最近は引っ越し業界でも天地無用を徐々に使わなくなってきているのだそうで、変わって転倒厳禁とか上下反転禁止などの、誰にでもわかる表示をするようになってきたとの事で有りまして、良い流れでは無いでしょうかね?

勿論、そーゆー深いところも含めまして日本語の良さってのが有るとは思いますが、基本的に日本語は漢字一つ一つの意味を理解していれば、それを組み合わせた言葉や熟語は自然と理解できる物と認識していますので、それが逆の意味に取られてしまうような日本語は、今となっては使用するほうも補足するなり致しませんと、相手に正しく伝わらない事を認識すべきなのでありまして、正論を振り回すだけでは駄目だと思いますね。